お互いの立場を想像しよう・・・と頭では分かっていてもなかなか難しい。想像しているつもりでもその想像が現実に追いついていない事も多々ある。例えば私の場合。愛犬と自宅周辺を散歩がする機会が増えた事で、クルマの運転時に歩行者の脇をすり抜ける際かなりスピードを落とすようになりました。クルマ運転側からスピードを落としたって認識は、歩行者側から見たら全く伝わらない事に気がついたんです。
6月3日は世界自転車デー私も当日に知りましたが土曜日は世界自転車デーでした。深夜まで降り続いた大雨の影響も気になりいつもの河川敷サイクリングロードを走ってきました。名古屋ではクリティカル・マスと呼ばれる自転車の社会活動が行われたようです。クリティカル・マスとは都市における自転車利用者の地位向上や自転車利用促進を訴えるために街中をアピール走行する市民運動です。

サイクリストは自転車が与える良い影響を日々体感しています。それは自分自身の体調だけではなく、地球環境についても良い影響があるのは周知の事実。冠水した街を巡りながらもっと自転車を活用した低酸素社会を実現する必要があると実感したのでした。
ダンプカードライバーが自転車に乗り、サイクリストがダンプに乗る!? 「大型車両とサイクリストの集い」(eバイク情報サイトより)
自転車が有効なのは分かってるけど車道を走るなんて怖くて無理・・・。そんな阻害要因を排除すべくやらなくていいけないインフラ整備はたくさんあると思いますが、それは一朝一夕で改善する訳ではありません。でもお互いの意識を変えるのはすぐにできるはず。実際に立場を入れ替えてみましょうってイベントが長野県下伊那郡大鹿村の大鹿村観光協会で開催されました。
前に紹介したことがある
メキシコのバス運転手向けの教育ではバス運転手が固定された自転車(インドアトレーナー)に跨がり、すれすれをバスが追い抜いた時の風圧などを体験するものでした。これも素晴らしい取り組みで全ての教習所プログラムに取り入れるべきだと思いましたが、今回の大鹿村観光協会の取り組みはさらに一歩進みました。それはサイクリストも大型トラックの運転席に乗りどれくらい死角があるのかを体験したことです。さらに実際にダンプカーの往来が多い県道59号線を走り見通しの悪い連続するカーブやトンネルなどの状況も踏まえて様々なケースでどんな危険があるのかを確認したことでしょう。

是非
記事を読んで様々な状況における、お互いの心理状況を理解してみませんか?
私は日常的なウォーカーであり、熱心なサイクリストであり、クルマやオートバイ好きです。まだ自分の運動神経と認知能力でクリアできている事も、老化により「危ない」と感じる事、感じさせてしまうことが増えていくでしょう。あらゆる道路利用者が安全に快適に生活ができるように考えないといけないと改めて思いました。
Jr
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