2011年10月26日 13:50
今回はCセグメントのベンチマーク、ゴルフ1です。

photo by speedhunters.com
今年はゴルフ誕生35周年なんですね。
現行GTIにアニバーサリーモデルなんかも出ています。
現行のゴルフ6はワーゲンらしい「顔」に回帰した最初のモデルで、
これ以降はそれまでのプロダクトアイデンティティだったワッペングリルをやめています。
正面から見たゴルフ1のイメージを大切にした表れですねえ。
ワーゲンを引っ張っている存在というわけですね。

photo by 8speed
個人的に10数年ワーゲンを乗り継いでいるもので、多少なりともシンパシーを感じてます。
もっとも最初からワーゲンというブランドに憧れたわけではなく、
最初に買ったパサートB5のデザイン・質感の良さに感銘を受けちゃったのです。
細かく見ていくとすんごくよく出来てるのですね。
エアコンの吹き出し口がピッタリ閉まるとこなど、普及セダンでありながらクオリティがとても高い!

vw passat B5 photo by carsensor
まあこの車はポルシェ博士の孫、フェルディナンド・ピエヒが社長時代に肝いりで作ったので
オーバークオリティだったようですが…その品質感が今やポロにまで降りて来てます。
この品質感と価格整合性のためにやっているワーゲンのモジュール思想はすえ恐ろしいものがあります。
4つのブランドでパーツを共有し、ほとんど車種で同じエンジン搭載、
VR6エンジンなどは10数車種に載っています。
こんな感じで結構理詰めなメーカーなもので
ワーゲンに乗ってるというと、マジメで実直(悪く言えば地味ですね)な感じ、
あんまりおもしろみがないってイメージがあるように思うんですけそ(苦笑)
ところがどっこい!昔からラリーやワンメイクレースを一生懸命やってますよ!
来年からはWRCもワークス参戦です。

特にアメリカでの愛され方はスゴイですよね。
ビートルやカルマンギア、TYPE2などのカルフォルニアカスタムからの流れなのか、
ゴルフ以降の車種もほんとよくいじられてます。
以前自己紹介でゴルフが欲しいと言いましたが
vwvorteaxというサイト見てると妄想というか欲望がムクムク持ち上がってきます(笑)
で、現地のイベントの中で個性的なゴルフ1を見つけてしまったんですねー!

70~80年代のヨーロッパ車のアメリカ仕様に多かった角形ライトです。
(保安基準適合のためだと思いますが、詳細ご存知な方、ご教授ください)
アメリカ工場のあったペンシルバニアのWestmorelandで作られていたことから
Westmoreland-frontと呼ばれているみたいです。
この顔、ゴルフ2やジェッタにもあるようです。
細かい仕向け地や年式の差で、ウインカーが両端に付いてるモデルはよく見かけるのですが、
このスッキリしているタイプは珍しいです。
そうこうしているうちにvwvortexで発見してしまった。
ヤバい!キタコレ!

猛烈にインパクトがあったのでこれをネタにします!(笑)
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