バッテリー交換、今と昔

2023年05月16日 08:00

デイリーカーのアウトランダー PHEVは極力気を使わずに乗りたいのでディーラーの点検パックを契約しています。車検と車検の間も、半年ごとに点検してくれるもの。PHEVの走行バッテリー交換など補償などもしっかりと適応されるので安心です。点検に際にエンジンオイル交換なんかはお願いしちゃうのですが(1度やったけどアンダーカバーパネルを外すのが面倒)、今回は補機バッテリー(DC12Vバッテリー)の交換をお勧めされました。登録から8年で距離は9巻キロ越え。よくここまでがんばっていましたね。PHEVだとスターターを回すわけでもないのでバッテリーが弱っていることを実感できない問題があります。点検してもらったし、せっかくなのでお願いしようと思ったらバッテリー本体でなんと6万円もするとのこと・・・びっくりしました。

ハイブリッド車専用のバッテリーで室内の設置することを考えて設計されているそうですが、そんなものはいくらでも社外品はあるのだろうと検索してみました。あっさりと出てくるのですが、どうやら端子の太さが純正と違う。しかし専用のカラーを差し込めば対応できることがわかりました。

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液補充、充電済みで届くのですが、古いバッテリーを外している間、念のため充電します。

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バッテリーは後部ラッゲージスペースの下部に収納されています。荷物を下ろしてボルト固定してあるアンダートレイを外せばアクセスできます。

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きたない・・・このあと掃除しましたよ

最近は電子制御化が進んでいる事もあり、バッテリー交換時に様々なメモリーが消去されるのを嫌ってバックアップ機器を使うのが一般的みたいですね。私が現役の頃は時計とラジオを合わせ、パワーウインドウのセイフティ機能をチェックするくらいで済んだのですが・・・試しに某メモリーバックアップ製品を購入したのですが、単三電池を8本も使う仕様でバカらしくてやめました(苦笑)

交換は問題なく終了。メモリーバックアップをしなかったことによる各メモリーの設定ですが、GPSナビが付いてるので時計は合わせる必要なし。ラジオはオートスキャンで設定できました。ナビの各設定はそのまま残っていたので問題なし。キーレスロック連動でサイドミラー格納がOFFになっていたのですが、翌日乗ったらONに戻っていました。パワーウインドウの運転席側オートも最初は効かなかったのですが、いつのまにかオートに戻ってました。

あれ、昔より楽勝だぞ。

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これで安心して夏も乗り切れそうです。バッテリーの容量もアップしたので駐車時監視付きのドライブレコーダーなんかも使えるかな。玄関前に駐車しているので防犯カメラにもなりますしね。

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PHEV走行用バッテリーの保証

2022年01月27日 10:22

2016年11月から乗り始めたアウトランダーPHEV。恐らくディーラーで試乗や社用車として動いていたクルマをディーラー直営の中古車販売チャンネルで購入しました。購入時は登録から1年で走行距離は2,700km。三菱のデザインアイデンティティを表現したダイナミックシールド以前の抑制の効いた初代のフェイスは日常や趣味を存分に楽しむための道具として過不足なく働いてくれています。

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購入当時の記録を見返すと満充電で約50kmをEVで走行できたようですが、初年度登録から6年(私が購入してから5年)、走行距離は80,000km弱。現在は満充電で30km前後くらいしか走れなくなりました。担当営業の話によると、そろそろ走行バッテリーの保証対象に該当するかもしれないとの事。

MITSUBISHI  Concept PX-MiEV II

三菱自動車 EV/PHEVの駆動用バッテリーの保証(メーカー web siteより)
容量保証(初度登録後8年以内かつ走行距離16万km以内)
特別保証部品に加え、初度登録後8年以内、かつ走行距離が16万km以内に駆動用バッテリー容量が70%を下回った場合に、無償で修理・交換を実施します。


次回車検の時にでもバッテリー容量の測定をお願いしようと思っていましたが、1月中は測定無料のキャンペーン(通常7,000円くらいって聞いたかな)実施中との事。自宅で使っている充電ケーブルを持参、走行バッテリー要領ををなるべく使い切るように遠回りしてディーラーへ向かいました。二泊三日のお預けとなります。結果は・・・

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容量残存率
電池容量:26.1Ah
容量残存率:65.3%

私のアウトランダーは、70%以下が交換対象なのでかなり下回っていたようです。バッテリーが痛む原因として急速充電が考えられるようですが、これまで平均して年に5回もしていないでしょう。基本的に高速道路で駐車場が混んでいる時に駐車スペース確保を兼ねて充電するパターン。そんなに痛む原因になるなら交換後の急速充電は控えようと思います。

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交換作業自体は日を改めて。コロナ禍で供給が遅れているようです。PHEVにおいてバッテリーが新品になるなんて新車になるみたいで嬉しいですね。決して長年憧れ、恋焦がれたクルマではありませんが、道具として欠かせない存在。デイリーカーとして大事に酷使していこうと思います。

Jr

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古くて新しい

2011年05月26日 11:43

先週5月18日~20日に開催された「人とくるまのテクノロジー展2011」に行ってきました。
自動車技術展・EV技術展と唱っているように、それら関連技術の展示会です。デバイス・モノの関する展示が中心で、それらの技術でどんなワクワクするカーライフを送ることができるのか?そんなプレゼンがあればもっと面白いんですけどね。楽しかったりカッコ良くなきゃ。

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帰りに新しい日産のショールムへ。そこに鎮座していたのがこのたま電気自動車(E4S-47-1)。1947年ですからもう60年以上前のクルマ。今や、自動車の未来ともてはやされる電気自動車もこんな昔から開発してたんですよね。1950年くらいまではタクシーとしても使われていたそうですから驚きます。

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零戦を作っていた立川飛行機が戦後にトライしたのがこの電気自動車。キッカケは原油不足なので、その辺も状況は同じですね。

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最高出力4.5PSで、最高速度は35km/h。航続距離は65km。今の道路事情ではとても使い物になりませんが、この時代にこれだけの事が出来ていたのが凄いですよね。

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大きさも色も親しみがわくスタイル。ケータイにつながるとか、カメラがついてるとか、クルマがパソコンみたいになっていきますが、運転するのはまだ人間。運転して、所有して楽しい電気自動車ならいいな・・・と思うのももう古い考えなのかな?(苦笑)

Jr


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