好評だったワークショップのお話をもう少し。
ガレージングEXPOで共同展示した事をキッカケに
カントリーベースさんと共催させて頂ける事でワークショップ開催が実現しました。カントリーベースさんは、輸入建材の販売「Sto 塗り壁工法」「デザインコンクリート」「造形特殊塗装」などを得意として全国のお客様へ精力的に活動されています。
今回のイベントに合わせて48HQの内装もカントリーベースさんによるものです。アメリカから輸入している波板はちょっとラフでゆるいカーブが特徴。この板を錆び塗装などを駆使してヤレた雰囲気を出しています。左右奥に見えるレンガはデザインコンクリートによって仕上げたもの。質感がとにかく素晴らしい!

コチラの壁は様々な色にエイジング加工をした板を貼っています。このリズム感がいいですよね。上側は黒板塗装をしてもらい、お知らせなどを書き込めるようにしました。工業製品の均一な品質感とは真逆の暖かみや手触り、匂いを感じて頂けませんか?
元々こんな雰囲気が好きな私たちはガレージングEXPOの時にエイジングのワークショップなんてできませんか?と打診していたのです。もう二つ返事で「いいですよ!やりましょう」と。このフットワーク、ノリの良さもカントリーベースさんの魅力!笑いの絶えないワークショップとなりました。

ワークショップの流れをざっと説明します。まずは新品の木製フォトフレームを様々な道具を使って痛めつけます。しかしここは闇雲に日頃の鬱憤をフォトフレームにぶつけるのではなく、ストーリーを思い浮かべながらやるのがポイント。移動する時に落としたらココがぶつかるんじゃないかな?とか虫食いがあったらこの程度かな?などなど・・・気合いが入り過ぎてテーブルにもエイジングして頂きましてありがとうございます(苦笑)

ノミ、ノコギリ、ヤスリは想像していましたが、釘や石なんかも道具として使えるんですね。またそれらの使い方のコツなんかもあって勉強になりました。日頃、神社など古い木造建築のやれ具合を観察しているそうで、追求すると奥が深いです。

次は色を入れます。新品だった頃を想像して色を塗りました。この上に1度リメイクで塗り直した事を想像して更に色を塗り重ねます。

乾いたらヤスリで削ります。すると下時に塗った色が見えてきますね。良く擦れる場所を想像してヤスリをかけましょう。ワイヤーブラシなんかも使いました。
基本的にはこれで完成。ワックスを塗って黒ずんだ感じを出したり、ひび割れを誘発する溶剤を使ったり、アクリルパネルにもヤスリをかけたり
アイデアを駆使してエイジングを施します。

じゃーん!完成です。手前は新品の状態のフォトフレームです。セピア調の写真でも入れて飾るともっといいかもしれませんね。
で、早速このスキルをハウスインナー®に応用した訳ですよ・・・


ハウスインナー®も木カバーをエイジングしてこんな風になりました。古いビーチハウスの古材を利用した・・・そんなイメージです。若干やり過ぎな感じも否めませんが(苦笑)でもなかなかの雰囲気ですよ。正解なんてあってないようなもの。自分が気に入ればいいのです。
ワークショップに参加された方も自宅に戻っていろいろなものがエイジングされていくでしょう。しかし、その作業をどこでやりますか?リビング?庭?・・・やっぱりガレージが機能的な土間スペース(ミッドエリア)になっていたら最高ですよね。時にはプライベート工房。時にはオープンカフェに。
楽しい"事"があって、それを実現できる"場"があり、そこで一緒に楽しむ"人"がいる。そこに
ハウスインナー®が機能的に関わってくれたら、それは素晴らしい事になるでしょう。そんな提案をどんどんしていきたいと思います。
参加してくれた皆様、共催してくれたカントリーベースさんありがとうございました。そして今回は残念ながら参加できなかったあなた!「是非次回は参加したい」そんなメッセージ、コメントお待ちしています。
Jr
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