イメージだけじゃ

2017年01月18日 08:00

アメリカのオレゴン州でネイティブアメリカン向けのブランケット生産で創業したペンドルトン。今では様々なファブリックが愛されていますが、そのライセンス商品が日本の元祖ファストファッション「ファッションセンターしまむら」で購入できると一部で話題になっています。

PENDLETON
Pendleton Web Siteより

もうひとつ、ライセンス商品で最近話題だったのがハリスツイード。皆さんもハリスツイードのタグがついた製品を一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?

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小さな商品だと実際のツイード生地よりこのタグのほうが表面積多かったりしてね(苦笑)しまむらはもちろんダイソーでも売られているようでニュースになっていました。協会は「外側表面の50%以上にハリスツイードの生地を使用する」などの条件をクリアした商品に原則としてブランドの使用を認めているそうですが、明らかに違反している製品は多そうですね。

オートサロン2017でホットハッチ好きの興味を誘ったのがダイハツのBOON SPORZA。

boon daihatsu autosalon 2017

その赤と黒のフラフィックとゴールドに輝くホイールからシャレード デ・トマソを連想した人は多かったと思います。本気で若者にスポーツカーの楽しみを知って欲しいなら、リッタークラスの大衆車をベースにした方が現実的。軽量なボディーに絶対的なパワーはないけど気持ちよく回るエンジンに小気味よく決まるシフトフィール、しなやにストロークしながら限界を教えてくれる足回り。豪華な装備はオプションでいいからとにかく手に入れやすい価格でね。

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少々の期待をしながら実車を拝見しましたが・・・ドレスアップカーの域を出ない過去のブランドにすがるダメなライセンス商品みたいな感じでした。50%ルール的にもアウトでしょう・・・一言もデ・トマソとは言ってないから勝手にこっちが期待しているだけなんですけどね(笑)

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カーボン柄とかツートンとかの前にスティックシフトをー!

しかし、今回はダイハツ・スポーツを想起させることが狙いだったとのことで、それは成功したんじゃないでしょうか。ダイハツは新興国向けの小型車開発に力を入れるようですが、グループのスケールメリットを生かしてスニーカーのようなスポーツカーを作ってくれたらいいですね。

TOYOTA PASSO TRD SPORTS M

せめてこれくらい作り込んでから出展して欲しかったな。

Jr

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自立式空間構成フレーム「ハウスインナー®」発売中!


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東京オートサロン2017

2017年01月16日 11:33

今年も大盛況で幕を閉じた東京オートサロン。いつも言っていますが、環境問題など避けては通れないモーターショーと違って、オートサロンは直感的、純粋な欲望をカタチにしたようなクルマが多いのが特徴だと思っています。普段あまりこのシーンを追いかけていないので、事前の予習なしに体感する事を目的に行ってきました。

ケーターハム 軽自動車

会場で最初に見つけたのがケーターハムの軽規格セブンの限定車。オリジナルセブン誕生から60周年を記念したモデルのようです。ヨンパチ的にもこの軽規格に収めたナローなボディサイズは非常に好意的に見ていて、もっとクラシックに振ったバージョンを作ったらいいねって話をしていました。470万のプライスをどう見るかですけどね。

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CUSCOの展示方法は面白かったな。こうやってみればエンジンルームや足周りをぐるっと見回せる。

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ちゃんと自社のパーツを見せようって気持ちが伝わってくる感じ。ショーなんだから見せないともったいない。いたずらされたくないからってロープを張ってクルマをポンっと置くだけでは伝わらない事ってありますよね。

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BBSの鍛造ホイールの製造工程がわかる展示も面白かった。

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でも一番興味深かったのはモンスタースポーツの展示。関わった様々なカテゴリーのエンジンとその内部パーツが整然と並ぶ姿は圧巻でした。

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車両の方で印象に残っているのは・・・メーカーのラリー参戦マシンです。やっぱりこの辺にはグッと来てしまいます。アフターパーツ、カスタムの祭典にメーカーがどれくらい関与するのかって難しいバランスだと思いますが、こんなクルマを見られるのはメーカーさんのおかげですよね。

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JIMNYの皮を被ったモンスターや・・・

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ウイングのステーを利用したルーフボックスの取り付けに驚いたりもしました。

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6ホイールライフ的にはWキャブのピックアップにカスタムされたハイエースや・・・

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セダンのスクーターの組み合わせも興味深く。このセダンとスクーターはライススタイルが見えてこないのですが、見せびらかす以外でなにかあるのかな?いあ、見せびらかすが目的でも全く問題はないんですけどね。

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なんだかとりとめもないレポートになってしまってますね(苦笑)今回幕張メッセの全ホールを使って開催していた事もあり時間内にぐるっと回るだけで精一杯でした。それでも別会場(マリンスタジアム)で行われていた同乗イベントやカスタムカーミーティングには行けませんでした。
帰ってきて何か印象に残っているか?と聞かれても・・・TOYOTAのC-HRは86が発売された時のようにいろいろなところに置いてあったなぁ・・・とかその程度。大きなトレンドはなく、好みが多様化しているってことなんでしょうね。個人の好みは置いといていろいろ写真を撮ってきました。よかったら見てください。

Flickr!アルバム「TOKYO AUTO SALON 2017」

Jr

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東京オートサロン2016 2

2016年01月19日 14:01

昨日のつづきです。一時期より痛車(かわいらしいアニメのキャラがラッピングされた車)は減りましたね。あれだけ増えたのは世間的な萌えキャラの目新しさと技術と商売の目新しさがあったフルラッピングの相性が良かったんでしょう。

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フルラッピングの提案はまだまだたくさんありますが、表現としては次の段階に入っているようですね。ちなみにこのGT-Rはフルラッピングではないと書いてありましたけど・・・。

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単純にアニメのイラストがデザインされているキャラモノは減りましたがキャラを使ったプロモーションはまだまだ元気。ガンダムとコラボしたシャア専用オーリスも新しいバージョンが登場しました。

Mazda RX-7

映画の公開に合わせたタイアップ等も・・・

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新しい86にもサイドにはこんな感じでアニメキャラクターが貼ってあります。こんなの効果あるんかいな・・・って正直思ったけどポスターやこの車の写真を撮って行くアニメファン(リュックの飾りなどから推測)がいましたよ。

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クラシックカー風に改造するパターンもいろいろありましたがパンプキントラックフェイスに変身した日産キューブには驚かされました。

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正統な先祖帰りとしてはこのハイエースのカスタムも面白かった。使い勝手が悪くなるような難しい事はあまりしていないけど、しっかりと過去のオマージュが表現されています。

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もっと地味なオマージュだとこれ。新型ロードスターが初代ミアータのブルーを纏って登場。こんなのだってありですね。

HONDA STEPWAGON

ここまでやっちゃうと遊園地の乗物みたいになってしまいますが、いつも面白いアイデアを実現化している専門学校の車は楽しみにしています。これ、ステップワゴンですって!

今日はここまで。明日でオートサロンレポートは最終回です。

Jr


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東京オートサロン2015

2015年01月14日 14:12

個人的には2年ぶりの東京オートサロンでしたが、今年はファクトリーギアさんの協力でハウスインナーを展示する事となりました。

ファクトリーギアさんはスナップオンやKTCなどの有名工具メーカーを取り扱う一方自社ブランドのDEENを展開する国産・輸入工具販売会社さん。通販はもちろん全国9店舗のお店で実際に見て触れて工具を購入することが可能です。今回の出店ブースでは驚きのセール品が多数あったようで連日多くのお客さんで賑わっておりました。

tokyoautosalon

前回の記事にも書いたように「ハウスインナー」を見に来ました!と言ってくれた方もいらっしゃいましたが、まだまだ認知度がないこともあり、なかなかハウスインナーが商品であることは伝わらなかったように感じました。サイクルモードでの展示では自転車の懸垂型ラックなど一目でわかる提案があったのですが、今回は単なる展示什器と見られてしまったかな?それだけシンプルで機能的でもあるって事でもあるのですが・・・

東京オートサロン

せっかくのオートサロンですからエンジンをチェーンブロックで吊り上げるくらいのデモンストレーションがあれば違った反応が見られたでしょう。実際にお話して説明すると「エンジンも吊れますか?」と聞かれるのが常でしたからね。このショーはブースの音量規制がないのか?よっとわかっていませんが、落ち着いて会話で説明するには騒がしく、来場者も多いし、そん中には外国人の方もいらっしゃる。やはり一目で見てわかる展示が必要でした。ハウスインナーについてはまた別の機会に譲るとして、ブースに張り付きながらも会場内をざっと見て回ったので毎度お馴染みの写真レポートをします。



Jrが一番気になっていたのはダイハツブースのコペンカーゴトレーラー。ハウスインナー及びプロダクトの開発で協力関係にある新潟県燕三条地域が開発しました。このブログでも何度か取り上げていますがトレーラーを上手に活用した6ホイールライフに可能性を感じていましたからね。



カーボンとステンレスを上手に使ったカーボンボンネットもなかなかカッコイイ。軽さは正義。非力が宿命である軽自動車であれば軽量化の効果は絶大。ボディーパネルが交換できるコペンならボンネットだけではなく他の部分も(作業的には)簡単にカーボン化することができるんでしょうね。素材だけではなく意匠も含めて軽量化にこだわった仕様なんてのも面白そう。今後のLOVE SANJOにも注目ですね。



周りの評判がすこぶる良いのがこの新型アルト。70年代後半から80年代くらいの意匠が懐かしい。そのアルトのターボ付きがああると知ったら、今やクラシックカーなんかに乗ってる大人も免許を取った頃を思い出してワクワクするもんですよね。



このままでも十分に軽量なようですが、3ドア仕様はないのかなぁ。スイフトなんかも欧州仕様であれば3ドアがあるようですが・・・ドメスティックな軽自動車だと3ドアは需要がないってことなんでしょうけど。4ナンバー3ドア仕様で3ペダルM/Tがピッタリなクルマなのに。
トヨタの86が理想を掲げながらできなかったことをスズキのアルトはやってしまうかもしれない・・・そんな期待をしちゃいますね。



軽自動車で言うとこのホンダのS660も忘れちゃいけませんね。誰かに聞いた話だと軽自動車の値段ではないってくらいに結構なプライスで販売されるとか。つまりそれだけのクオリティがあるってことですよね?それならいいですよね。私が思い浮かべるのがYAMAHA WR250R/Xです。250ccのオフロードモデル(Xはモタード)ですが、メーカーのオフロード版R1(※)を作ろう!とスペックも値段も250cc離れしたものになりました。
開催中のデトロイトショーでやっと市販版のNSXが発表されましたが、このS660が軽自動車版のNSXってくらいに本気だったらそれはとんがってて憧れの車になり得ますよね。



Flickr! TOKYO AUTO SALON 2015に126枚の写真をアップしました。良かったらご覧ください。

※ R1とは?ヤマハ発動機の大型スーパースポーツバイク。クロスプレーン型クランクシャフトなど同社のMoto-GPマシンと同じテクノロジーが採用されている。

Jr


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自転車LIFEとハウスインナー®

2014年11月10日 10:25

サイクルモード2014ファクトリーギアブースにて3日間ハウスインナー®を展示させて頂きました。

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工具や自転車の機能が優れていて、使い心地が良かったりするのは当たり前。そのうえで自転車のある生活、工具のある生活をどうやって楽しむか?そんな暮し方のヒントになればいいなと展示を考えました。

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また自転車店を経営されている方には、ショップ導入についての提案も。展示スペースがあっという間に作業スペースになる懸垂式自転車ラックについては多くの方から好評をいただき「いつ発売するのか?」「金額は?」「ハウスインナー以外でも使えるようにして欲しい」など、かなり具体的なご質問、ご要望を頂戴しました。

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ハンドル型フックがブックエンドに使える!そんな新しい発見がいくつか見つかり意義のある今後につながる展示会になりました。このように多くの人に見て知って体感してもらう事でハウスインナー®の可能性はどんどん広がっていきますね。

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ファクトリーギアさんの工具展示やケミカルのデモンストレーションも好評で常に来場者が絶えない賑やかで楽しいブースになりました。来場者された皆様、この機会を与えて頂きましたファクトリーギア様に本当に感謝しております。今後もっと楽しくなるような展開を考えて作っていきましょう。よろしくお願いします!ありがとうございました。

Jr


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