Photo by tonylanciabetaメンテナンスの基本は洗車とオイル交換。あ、勝手な持論です(笑)「どんな安いオイルでもいいから早めに交換した方がいいよ!」とか、「2回に1回はフィルター交換をして、更にフラッシングもすれば完璧」など経験から様々な意見がありますよね。
今回はエンジンオイルにまつわるエピソードを少し・・・
フリートラインの場合
あまり考えずにホームセンターで安いカストロールのオイルを交換していた時は問題ありませんでした。一度、ちょっと奮発して100%化学合成油を使った事があります。エンジンを労らないとね!って感覚だったんでしょう。ちょっと走ってきてからエンジンオイルを抜き、その化学合成油を規定量入れました。その後、エンジンオイルの量を見る為にエンジンを始動しようとクランキング・・・キュルン、キュルン、キュルン、キュルン・・・・・・・・・・・・・・・(汗)いつまで経ってもエンジンがかかる気配がありません。下を覗くとオイル漏れをしてました。それも結構盛大に・・・。
なるほどね・・・とそのエンジンオイルを抜いて鉱物油に入れ替えました。もう一度クランキング・・・ギュルン、ギュル・ブロロロローン。はいエンジンかかりました。それからは、鉱物油か半化学合成油でも粘度の高い銘柄を選んで使っています。クラシックカー専用なんてのも売ってますよね。
ビートルの場合
理由は覚えていないのですが、恐らくビートルに乗っている人の話を読んでユノカルのシングルグレードオイル(鉱物油)をガロンのペール缶で買って使っていました。フリートラインの経験があったから迷わずそうしましたよ。
オートバイの場合
最初はワコーズのオイルなんかを入れていたのですが、若い時なのでお金もなく勤務先の自動車メーカー純正エンジンオイルを入れていました。でもね、同じだと思っていたのですがあきらかにミッションの入りが悪くなったんですよ。オートバイの多くはエンジンもミッションもクラッチ(湿式多板)同じケース内にあるのでオイルにはクルマと違った性能を要求されます。試しにカワサキ純正オイルに交換したらバッチリでした。
それはたまたまでクルマ用でも問題ないのかもしれませんが、それからは有名オイルメーカーの高価なオイルではなく、純正オイルをこだわって使っています。それで開発されている訳ですからハズレはないだろうと。

ちなみにハーレーはエンジンオイル・ミッションオイル・プライマリーオイルと三種類のオイルを使います。(スポーツスターは違います)純正エンジンオイルはシングルグレード鉱物油です。さすが新車で買えるクラシックバイク!1/4(1クォート)単位で売っています。これで十分。シングルグレードの鉱物油にしては純正は高いので他のメーカーを使うってのもありかもしれません。オイルの性格上、劣化も早いし、日本の夏はアメリカと違って厳しいので交換サイクルには気をつけないとダメですね。ディーラーでは新車でアメリカからやってきて、すぐに日本用に硬いオイルに交換して納車をしているはずです。
レースの場合
1年だけ仕事でスーパー耐久とワンメイクレースのメカニックをしていました。ガレージ
整備とレースのピットの両方です。1年じゃ経験って呼べる程のスキルアップは望めませんでしたが楽しかったですよ。
そのチームのスポンサーがオイルメーカーだった事もありいろいろなオイルを試すことができました。レーススペックの量販店では売っていないオイルを使っていましたが、予選のスプリント勝負のときは0W-30みたいなサラサラのサラダオイルみたいなエンジンオイルを使いました。今の低燃費社は当たり前に使っているようですが、昔はこんなんで大丈夫?ってすごく不安だったのを覚えています。
普通のクルマの場合
正直、あまりマメに交換しておりません。ダメですね・・・。ガレージにある余り物の酸化してそうなオイル使ってるし・・・。1年に1回となりますが、12ヶ月毎ではないですね。
自動車
整備の専門学校の先生は新車から廃車まで10年間オイル交換を一度もしないって人もいましたよ。減れば足すだけだそうです。フィルターは詰まったらバイパスされるし大丈夫と・・・あれって何でそんな話したんだろ?うーむ。良い子は真似しないように(笑)
ここに書いたのは「Jr」の経験を書いただけで、全然オススメでもないです。基本神経質なタイプでもなくここまでなら大丈夫かな?みたいな我慢大会みたいな感じなので真似しないように。一家言ある先輩方もたくさんいらっしゃると思われ「けしからん!」とかお思いでしょうね。すいません。とりあえずスーパーセブンのオイル交換してきます(大汗)
Jr
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