AIR

2023年05月15日 13:48

マイケル・ジョーダンとそのシグネイチャーモデル「NIKE AIR JORDAN」と共に青春を過ごした世代にとって当たり前に映画館へ行ししか選択肢がないと思っていた「AIR」。うっかりGW行きそびれ、あっという間にAmazon Primeのメニューに出てきて驚きました。

PORSCHE 930
airpor930.png

創業者のひとりでCEOのフィル・ナイトの愛車は911。何度も塗り重ねたパープルカラーがこだわり。駐車場でスケートボードをしている社員を指して自分のポルシェにぶつけないか気にするシーンが出てきます。

1984 MERCEDES-BENZ (R107) 380 SL
benzairsl.png

ナイキとアディダスがジョーダンに提示した契約金は25万ドル/年(5年契約)。それプラス本人の希望でMercedes-Benzをリクエストしたと言われています。ボディカラーはブルズカラーのレッド。映画「LAST GAME」では有望な新人に対して過激な接待の光景が描かれていますが、それに比べたらずっと穏やかなものでした。その過激な接待の始まりはジョーダンがナイキと結んだシューズのロイヤリティ契約でもあったわけですが・・・。

映画の舞台は1983〜4年で当時のクルマや音楽が流れてきます。当時のバスケットシーンを知っていれば楽しいポイントがたくさんありますが、決してバスケットボール映画でもなんでもなく、多くの働く人にグッとくる内容だと思います。1時間半と最近の映画にしては見やすいサイズなのも好感触。是非1日の終わりにゆったりとした気分でご覧ください。

Jr

ssalebaner.jpg
自立式空間構成フレーム「ハウスインナー®」発売中!

ssalebaner.jpg
ケーターハム・スーパーセブン用ビキニトップ「レイジートップ」発売中!


blogランキング参加中。1日1クリックの応援をよろしくお願いします!

スポンサーサイト



No Time to Die

2021年10月06日 13:26

コロナ禍で上映が延期されていた大作のひとつ「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」が10月1日ついに公開されました。公開日のレイトショーで早速観てきましたよ。

1964 Aston Martin DB5
33808858285_c60fea5dd7_k.jpg

物語のスタートはボンドの象徴1964 Aston Martin DB5から。スカイフォールで復活したDB5が最初から登場。往年の007ファンからはアクション派のダニエル・クレイグのボンドは少し違和感があったようですが、彼の卒業となる今作はのっけからアクション満載の大サービスですよ。

Maserati Quattroporte
Maserati Quattroporte IV

最初のアクションでボンドを狙うのがクワトロポルテと・・・

2019 Triumph Scrambler 1200
sc1200.jpg

トライアンフのスクランブラーでした。これほんとに冒頭のシーンなのですがココだけでも相当興奮しますよ。

2020 Land-Rover Defender 110
51522530994_4004ab8885_k.jpg

後半の重要なカーチェイスシーンは日本人には結構グッと来るものがあります。敵はディフェンダー含むランドローバーでで・・・

Toyota Land Cruiser LC90
James-Bond-007-No-Time-to-Die-Range-Rover-SVR-vs-Toyota-Land-Cruiser-Prado-02-1536x635.jpg

ボンドがトヨタに乗りますよ。2000GTでもスープラやレクサスでもなくランクルです。

Land Rover Series III
Land Rover Series III

ボンドは飛行機やボート、DB5以外のアストンにも乗りますが、ジャマイカではランドローバーに。このシーンもカッコ良かったなー。

あーーーー、もうキリがない。グライダーがそのまま潜水艦になるのとかも超カッコヨカッタです。紹介しきれないので是非映画館へ!観た後にココでクルマ以外の映画で使われた様々なアイテムを確認することができますよ。全身ボンドになるにはどれくらい必要なのかな・・・まずは肉体改造からいきましょうか(笑)

Jr

ssalebaner.jpg
自立式空間構成フレーム「ハウスインナー®」発売中!


blogランキング参加中。1日1クリックの応援をよろしくお願いします!

知性とユーモアで

2020年03月03日 11:49

マスクが売り切れてしまうのは仕方がないとして、トイレットペーパーやティッシュまでなくなるとは思いませんでしたね。ちょっとしたデマがSNSなどを通じてあっという間に拡散してしまう。こんなことが起きると私は地域柄なのか関東大震災での悲劇を思い出します。ココではあえて言及しませんが、流言飛語がとんでもない事件に発展しました。世の中が便利になり誰でも簡単に様々な情報が手に入る時代になれば、そんな問題は起きないだろうと願ってはいますが、現実はそう甘くはないようです。そのデマをキャッチしたデバイスで他の意見がないかちょっと調べればいいのに・・・人間は悲劇的な情報を好むってことなんでしょうね。

我が家は妻が医療関係なのでマスクなんかはそれなりに買い置きがありました。ボックスティッシュがそろそろストックがなくなってきたのですが、その分トイレットペーパーには余裕があるので代用しようと思っています。こんな状況になると、普段からもう少し買い置きをしておいた方がいいのかな?と考えますよね。

アメリカンワゴン

日本では多くの地域が自転車の活動範囲にスーパーマーケットがあることがほとんど。コンビニもたくさんあるし、足りなくなったら買いに行けば間に合います。しかし、アメリカの郊外ではそうはいきません。そんな地域では1ヶ月に1度の買い物でワゴン車のラゲッジへパンパンにするほど買い物をするそうです。自宅には大きなパントリーに大きな冷蔵庫が備え付けられています。これなら、こんな事態にも対応できそう・・・と思いましたが、アメリカでも紙製品が売り切れているんですね(苦笑)

情報をキャッチしようと関連ニュースをチェックするのも大事ですが、いつのまにか不安や恐怖に苛まれてしまいます。これは東日本大震災の時もそうでした。こんな時は映画でもいかがですか?観るのは間違っても感染パニック映画じゃないですよ。(これはこれで臨場感があって娯楽と割り切ればいいのかもしれませんが)私がお勧めしたいのは「オデッセイ 」です。火星にひとり取り残された宇宙飛行士が知識と勇気でサバイバルする話。絶望的な状況でありながらユーモアもあって楽しい映画です。日本の映画ってとかく不良がカッコ良くて勉強ができる人はガリ勉みたいな描かれ方が多いのですが、この映画は「勉強のできる人(知識のある人)カッケー!」って素直に憧れちゃいます。学校が休みの子供たちにも観て欲しいな。



見えないウィルスに対してギスギスと疑心暗鬼になっている場面もあるようです。こんな時こそ、知性とユーモアで乗り切ろうじゃありませんか。

Jr

ssalebaner.jpg
自立式空間構成フレーム「ハウスインナー®」発売中!


blogランキング参加中。1日1クリックの応援をよろしくお願いします!

The Man from U.N.C.L.E.

2016年08月22日 08:00

夏と言えば夏休み映画。わかりやすいブロックバスタームービーに期待するのですが、今年はどうも映画館へ足を運びたいと思う作品がなく(シンゴジラは話題で波に乗るか迷いましたけど)公開時に見逃した映画を借りて来ました。

コードネーム U.N.C.L.E.
過去のテレビシリーズの映画化。ガイリッチーによって古き良き60年代を更に誇張した表現が最高にカッコ良く気持がいい。冷戦時代、核兵器を巡るある計画を阻止する為にCIAとKGBが手を組み・・・みたいなストーリーです。難しい事を考えずに観ましょう。

1984 Trabant 601 S
travant.jpg

手に汗を握るカーチェイスもちゃんと描かれていますが、冒頭はいわゆる大衆車がベルリンの闇夜を疾走します。このトラヴァントは旧東ドイツのクルマ。整備シーンからはじまりエンジンは750ccである事が語られます。このカーチェイスの結末もクールでした。

その後、富豪のパーティが開催されるサーキットシーンがあり、そこではアストン、ジャガー、PORSCHE、フェラーリ、マセラティ、ベントレイ、クーパーのフォーミュラなど一級品のクラシックカーが走っています。

LANDROVER DEFENDER 90
defender90.jpg

冒頭の冷戦化ベルリンを舞台にした街でのカーチェイスも最高でしたが、後半の大自然の中をディフェンダー、バギーそしてカスタムオートバイが走り回るシーンもたまらなく良いです。

Métisse Mk 3 Hammer
DSC_0189

そのディフェンダーを追いかけるモーターサイクルがこのマティス社のスクランブラー。マックィ−ンが大脱走で乗ったスクランブラーを忠実に再現したモデルです。今年のモーターサイクルショーに出展されていて乾燥重量135kgでストリート仕様は338万のプライスが付けられていました。空冷バーチカルツイン、Triumph TR6エンジンが美しいですね。ストリート仕様があるって事はレーサーもあります。レーサーレプリカはやっぱりいいですね。

この映画での活躍も素晴らしかったのですが、借りて来たブルーレイディスクにはこのオートバイを作っているファクトリーのレポートも収録されています。それも必見ですよ。こんなの観ちゃうとオートバイのカスタム欲がふつふつと湧いて来ちゃうんだよな(苦笑)

Jr

ssalebaner.jpg
自立式空間構成フレーム「ハウスインナー®」発売中!


blogランキング参加中。1日1クリックの応援をよろしくお願いします!

The Girl with the Dragon Tattoo

2015年03月03日 08:00

ドラゴンタトゥーの女
先日、不意にテレビで深夜に見始めてしまい最後まで・・・何回目だよ(苦)何度も観てしまうのはやっぱり主人公のリザベラと相棒のカフェレーサーのカッコ良さにあります。

Honda CB 350 Custom
1968 Honda CB 350

このままのノーマルだったらそこまで惹かれませんが・・・それがロスにあるGlory Motor Worksの手によりカフェレーサーとして世界観と完全にフィットしたカスタムが施されています。

cb350dragontatoo1.jpg
BIKE EXIFより

同社CL350のように左にアップ出しされたマフラー、ブロックタイヤがカフェでありながらスクランブラー的な要素も含み個性を感じさせます。

cbdragontatoo3.jpg
BIKE EXIFより

エアクリーナーボックスを撤去してパワーフィルターを付けているだけ・・・こんな荒っぽさが自分たちが20代の頃に夜な夜な集まってカスタムをしていた頃を思い出させるんですよね。

dragontatoo2.jpg
BIKE EXIFより

クリップオンハンドル(セパハン)ではなくバーハンドルのままなのも映画の設定にはピッタリ。全体的な荒っぽさもそれに拍車をかけます。キレイなペイントなんか出来ないから黒いスプレーで塗っちゃう感じ。

正直カスタムの完成度を単純に見ればどうってことはありません。しかし映画の重要なオートバイでありながらこれくらいのさじ加減でカスタムを終わらせる所・・・そのセンスが素晴らしいと思う訳です。仲間のバイクでもその乗り手の個性と相まっていやにカッコ良く見える時ってあるんですよね。ショーバイクと決定的に違うストリートカスタムの匂い。それこそ一番大事なポイントなんじゃないかな。

1955 Pontiac Star Chief

Photo by Joe deSousa

劇中で謎を解き明かす重要なシーンに出てくるクルマ。やはりパレードに使うクルマはアメリカ車がよく似合います。

VOLVO AMAZON


物語の舞台はスウェーデンなのでVOLVOはたくさん出て来ます。昔の回想シーンにアマゾンもちゃんと出て来ますよ。最近のXCなどもね。

最近はメーカーのタイアップ臭のキツい映画も多いのですが、きっと製作者側にオートバイ好きがいるんだろうな・・・って伝わってくるこんな作品は大好きです。

Jr


blogランキング参加中。1日1クリックの応援をよろしくお願いします!