妄想イラストvol.6 スカイラインGT-R

2012年04月03日 10:00

だいぶ間が開いてしまいました(汗)今回はスカイラインGT-Rです。

325/2010
photo by Takahiro Yamamoto

このエンブレムが好きな方は本当に多いですよね。
Nismoフェスティバルや日産のイベントにはこれを目当てに来る人もたくさんいると思います。
僕も日産の工場が市内にあるので、シンパシーはあるんです。
小学校の社会見学でカレーを食べさせてくれた!それが一番大きいかも…(笑)
当時は「マッチのマーチ」を売り出す頃で近藤真彦の人型パネルが置いてありました。
そんなせいか?友達もZやサニー、ブルーバードなど日産ユーザーが多かったです。
男は黙ってニッサン!的な空気がありましたねぇ(笑)

自分にとってGT-Rと言えばハコでもケンメリでもなく、バブルカーの象徴のようなBNR32GT-Rです。

mousougtr0
photo by wikipedia

カタログ開くのにドキドキした車は自分の中ではそうないですね。
初めて自分でカタログをもらいに行った最初のMR-2とか…くらいですね。
それにタミヤのラジコンもスケールモデルもミニカーも持っていました。
相当好きな部類です(笑)

当時のエピーソードで、バイト先のガソリンスタンドで先輩が発表日にカタログをもらいに行って、
知り合いに頼んで普通には渡せないないんだがと言われつつわけてもらったと、
誇らしげに持って帰ってきたのを見せてもらいました。
(簡易版でない厚い方のヤツです)
油の手で触るなオマエ!と怒鳴られたのが思い出されます。

mousougtr4

それと幼なじみが乗っていた、というのもあるかもしれません。
自分が乗っていた1600NAのロードスターでは到底感じられない加速とG…
大黒PAからのループでどんどん加速していけるのを助手席で感じて
もうコレ車じゃないなと思いました。

R32は7thスカイラインからの肥大化する流れを断ち切って
張りのあるコンパクトなボディを採用した上に、 GT-は16年ぶりに復活して
Rツインターボに6連スロットルにトルクスプリット4WDのアテーサ…

Nissan Skyline GTR R34 V Spec Bayside Blue
photo by e3lipse

カタログ大好きのスペック厨だったもので目が回りそうでしたね(@_@;)

箱スカからのサーフラインの新解釈とブリスターフェンダー、R30の系譜を感じさせるグリル、
リヤスポも当時からするとかなり大きかったです。

Skyline GTR
photo by tommye280

Nissan Skyline R32 GTR
photo by by slowcivicse

ホイールもBBS製という噂から大人気で、
GT-Rの純正ホイールは中古市場でしばらく重宝されてましたね。
R32から始まった、というアイテムは結構多いように思います。

今のV35GT-Rは世界販売の方針から「スカイライン」でないのがどうにも残念です。
型式もR始まりでなくV始まりってだけでもう…
前にJrのヘリテイジの話にもありましたが、
車は新しい、かっこ良い、運転して気持ちイイだけでよいの?と感じてます。

Tommy Kaira R33 Skyline GTR/R32 Skyline GTR
photo by skochur

GT-Rにしても速く走るサーキット向けのスペックとしては完成しきっていますが
エンジンに始まって、グリル、フェンダーなど思い入れられる所がほとんど見られない。
丸4灯テールがあるじゃないか!と思いますけど、今やそこら中に丸4灯が溢れています…
V35スカイラインのウィキペディアに、「マニア向けだったそれまでのデザインを一新」と
書かれていました(涙)。

元々日産と言えば無骨で男臭く、車の面構えもいかついけど憎めない、のが個性と思っていました。
そういう部分が好きなフェラーリとは対局にある判官贔屓的なファンの気持ち、
冒頭に述べたたくさんの好きな人たちの気持ちはどこに持って行けばいいんですかね?

余談ですが、今年で社会人になって20年が経つのですが、R32もそれくらい経っているんですね。
ビートといいロードスターといい、今見てもバブルカーは色褪せてなく見えます。

mousougtr4

当時クラウンやマーク2は月産2万台を超えていましたが、その年式の車は見かけることは稀です。
ロードスターの中古車はそれこそそこら中にあるように見えて、
欲しい人にはかなりお得に入手できて、車の楽しさを手軽にしてくれていますよね。
数が売れない、利益の少ないと言われている車が印象として生き残るのは皮肉なものですねえ。

というわけで愛しのR32GT-Rも旧車の仲間入りがあっという間に近づいて来ます。
48的な楽しみ方を当てはめるのに、60~70年台のアメリカンレーシングを参考にしました。

Dodge Charger "Nascar"
photo by jens.lilienthal

ボディパネルを活かした塗り分けというと、やはりアメリカ人のセンスを見習いたいですところですね。
ネタはこのブログにたくさんあります(笑)
スカイラインは伝統的にリアフェンダーのサーフラインが特徴ですし。

と、すんごく前置きが長くなりましたけど(苦笑)ストックカー仕様GT-Rで妄想。

mousou_gtr01

ベタな感じも。

mousou_gtr02


ヘルメットにも言えますけど、スッキリわかりやすいカラーリングやラインは
元々の意図である走って来る姿が見分けやすいという事に忠実です。
センス良く楽しく、単なる懐古調でなくちょっとだけチャレンジを!がテーマですね。
mousougtr5

走り屋でもレーシングカーでもない、自分だけのヘリテイジができると思いますよ。
ウチのドイツ大衆ミニバンも、次回のさくらにはラインを入れて出撃します!(笑)

スポンサーサイト



サポートカー

2010年10月28日 08:00

クルマ以外の共通の趣味
48PRODUCTの3人の場合は自転車です。ガレージ訪問の雑誌なんかでも英国車がひっそりと佇むガレージの片隅には雰囲気の良いクロモリフレームのロードレーサーが壁に掛かってたりしますよね。基本的にはクルマ好きは乗り物一般が好きなようです。それが鉄道だったり飛行機だったり・・・。

jcrrarashiro.jpg
日本を代表するトップレーサー「新城幸也」

ワタクシ「Jr」の場合は乗るのも好きですが、レースを見るのも大好き。ツール・ド・フランスやジロ・デ・イタリアの時期は寝不足の可能性がかなり高まります。(笑)
その本場ヨーロッパで活躍するトップ自転車チームを間近で見られるのが、栃木県宇都宮市で開催されるジャパンカップ・サイクルロードレースなんです。

ココで自転車レースについてあまり熱く語ってもしょうがないので、その自転車レースに帯同するクルマを紹介したいと思います。

jcrr03.jpg
SHIMANO レガシー

jcrr02.jpg
MAVIC レガシー

まずはオフィシャルサポートカー。選手達の乗る自転車が故障した場合にサポートするクルマです。どのチームなど関係なく全ての選手のサポートをします。

jcrr06.jpg

一番多いトラブルはパンク。上右の写真はパンクした選手のタイヤをホイールごと交換して送り出す所。メカニックも乗っているのでそれ以外のトラブルにも対応します。集団の後ろに追随しているのでトラブルが起きた選手はサポートカーの到着を待つことになるのです。

テレビクルーやカメラマンはオートバイで仕事をします。
jcrr04.jpg

マラソンなどはクルマで撮影を行ないますが自転車はオートバイ。自転車は動力のほとんどをロスなく仕事量に変換できる素晴らしい機械です。しかし、一番の敵は「空気抵抗」。先導者が大きなトラックでは選手がスリップストリームに入ってしまい公平な競技ができません。また自転車の急なペースアップにも対応できません。

サポートカーのバイクバージョン。道幅の狭い峠道などでは、オートバイの機動力が必要です。
jcrr01.jpg

タイヤ交換のサポートの他に、選手達へ黒板などを使って後続とのタイム差を伝えたりします。

jcrr07.jpg

その他にもまだまだいますよ。一番先頭は白バイ。救急車も追従します。また、各チームに1台監督車が。そこにはチームの監督とメカニックなど数名が乗り込み、選手へ補給食を渡したり指示を送ったり、トラブルに対処したり・・・自転車レースの説明からしないと伝えにくいのですが・・・。

自転車レースなのですが、ある部分だけ切り取るとまるで「ラリー」のように見えるくらい車列が砂埃を上げて連なるのです。

jcrr05.jpg

実は今回オフィシャルカーに同乗走行する権利が当たりまして自転車レースを中から覗くことができました。山頂は観客の怖いぐらいの熱狂をまっただ中で体感!そこを走り抜けるのは本当に気持よかった!
海外選手達も目を丸くする古賀志林道の興奮。そこはたった1日だけですが欧州本場のシーンに近づける大変貴重な経験でした。

Jr


blogランキング参加中。1日1クリックの応援をよろしくお願いします!

[ 続きを読む ]