2015年12月25日 10:47
2012年04月03日 10:00

photo by Takahiro Yamamoto
このエンブレムが好きな方は本当に多いですよね。
Nismoフェスティバルや日産のイベントにはこれを目当てに来る人もたくさんいると思います。
僕も日産の工場が市内にあるので、シンパシーはあるんです。
小学校の社会見学でカレーを食べさせてくれた!それが一番大きいかも…(笑)
当時は「マッチのマーチ」を売り出す頃で近藤真彦の人型パネルが置いてありました。
そんなせいか?友達もZやサニー、ブルーバードなど日産ユーザーが多かったです。
男は黙ってニッサン!的な空気がありましたねぇ(笑)
自分にとってGT-Rと言えばハコでもケンメリでもなく、バブルカーの象徴のようなBNR32GT-Rです。

photo by wikipedia
カタログ開くのにドキドキした車は自分の中ではそうないですね。
初めて自分でカタログをもらいに行った最初のMR-2とか…くらいですね。
それにタミヤのラジコンもスケールモデルもミニカーも持っていました。
相当好きな部類です(笑)
当時のエピーソードで、バイト先のガソリンスタンドで先輩が発表日にカタログをもらいに行って、
知り合いに頼んで普通には渡せないないんだがと言われつつわけてもらったと、
誇らしげに持って帰ってきたのを見せてもらいました。
(簡易版でない厚い方のヤツです)
油の手で触るなオマエ!と怒鳴られたのが思い出されます。

それと幼なじみが乗っていた、というのもあるかもしれません。
自分が乗っていた1600NAのロードスターでは到底感じられない加速とG…
大黒PAからのループでどんどん加速していけるのを助手席で感じて
もうコレ車じゃないなと思いました。
R32は7thスカイラインからの肥大化する流れを断ち切って
張りのあるコンパクトなボディを採用した上に、 GT-は16年ぶりに復活して
Rツインターボに6連スロットルにトルクスプリット4WDのアテーサ…

photo by e3lipse
カタログ大好きのスペック厨だったもので目が回りそうでしたね(@_@;)
箱スカからのサーフラインの新解釈とブリスターフェンダー、R30の系譜を感じさせるグリル、
リヤスポも当時からするとかなり大きかったです。

photo by tommye280

photo by by slowcivicse
ホイールもBBS製という噂から大人気で、
GT-Rの純正ホイールは中古市場でしばらく重宝されてましたね。
R32から始まった、というアイテムは結構多いように思います。
今のV35GT-Rは世界販売の方針から「スカイライン」でないのがどうにも残念です。
型式もR始まりでなくV始まりってだけでもう…
前にJrのヘリテイジの話にもありましたが、
車は新しい、かっこ良い、運転して気持ちイイだけでよいの?と感じてます。

photo by skochur
GT-Rにしても速く走るサーキット向けのスペックとしては完成しきっていますが
エンジンに始まって、グリル、フェンダーなど思い入れられる所がほとんど見られない。
丸4灯テールがあるじゃないか!と思いますけど、今やそこら中に丸4灯が溢れています…
V35スカイラインのウィキペディアに、「マニア向けだったそれまでのデザインを一新」と
書かれていました(涙)。
元々日産と言えば無骨で男臭く、車の面構えもいかついけど憎めない、のが個性と思っていました。
そういう部分が好きなフェラーリとは対局にある判官贔屓的なファンの気持ち、
冒頭に述べたたくさんの好きな人たちの気持ちはどこに持って行けばいいんですかね?
余談ですが、今年で社会人になって20年が経つのですが、R32もそれくらい経っているんですね。
ビートといいロードスターといい、今見てもバブルカーは色褪せてなく見えます。

当時クラウンやマーク2は月産2万台を超えていましたが、その年式の車は見かけることは稀です。
ロードスターの中古車はそれこそそこら中にあるように見えて、
欲しい人にはかなりお得に入手できて、車の楽しさを手軽にしてくれていますよね。
数が売れない、利益の少ないと言われている車が印象として生き残るのは皮肉なものですねえ。
というわけで愛しのR32GT-Rも旧車の仲間入りがあっという間に近づいて来ます。
48的な楽しみ方を当てはめるのに、60~70年台のアメリカンレーシングを参考にしました。

photo by jens.lilienthal
ボディパネルを活かした塗り分けというと、やはりアメリカ人のセンスを見習いたいですところですね。
ネタはこのブログにたくさんあります(笑)
スカイラインは伝統的にリアフェンダーのサーフラインが特徴ですし。
と、すんごく前置きが長くなりましたけど(苦笑)ストックカー仕様GT-Rで妄想。

ベタな感じも。

ヘルメットにも言えますけど、スッキリわかりやすいカラーリングやラインは
元々の意図である走って来る姿が見分けやすいという事に忠実です。
センス良く楽しく、単なる懐古調でなくちょっとだけチャレンジを!がテーマですね。

走り屋でもレーシングカーでもない、自分だけのヘリテイジができると思いますよ。
ウチのドイツ大衆ミニバンも、次回のさくらにはラインを入れて出撃します!(笑)
2011年10月26日 13:50
今回はCセグメントのベンチマーク、ゴルフ1です。

photo by speedhunters.com
今年はゴルフ誕生35周年なんですね。
現行GTIにアニバーサリーモデルなんかも出ています。
現行のゴルフ6はワーゲンらしい「顔」に回帰した最初のモデルで、
これ以降はそれまでのプロダクトアイデンティティだったワッペングリルをやめています。
正面から見たゴルフ1のイメージを大切にした表れですねえ。
ワーゲンを引っ張っている存在というわけですね。

photo by 8speed
個人的に10数年ワーゲンを乗り継いでいるもので、多少なりともシンパシーを感じてます。
もっとも最初からワーゲンというブランドに憧れたわけではなく、
最初に買ったパサートB5のデザイン・質感の良さに感銘を受けちゃったのです。
細かく見ていくとすんごくよく出来てるのですね。
エアコンの吹き出し口がピッタリ閉まるとこなど、普及セダンでありながらクオリティがとても高い!

vw passat B5 photo by carsensor
まあこの車はポルシェ博士の孫、フェルディナンド・ピエヒが社長時代に肝いりで作ったので
オーバークオリティだったようですが…その品質感が今やポロにまで降りて来てます。
この品質感と価格整合性のためにやっているワーゲンのモジュール思想はすえ恐ろしいものがあります。
4つのブランドでパーツを共有し、ほとんど車種で同じエンジン搭載、
VR6エンジンなどは10数車種に載っています。
こんな感じで結構理詰めなメーカーなもので
ワーゲンに乗ってるというと、マジメで実直(悪く言えば地味ですね)な感じ、
あんまりおもしろみがないってイメージがあるように思うんですけそ(苦笑)
ところがどっこい!昔からラリーやワンメイクレースを一生懸命やってますよ!
来年からはWRCもワークス参戦です。

特にアメリカでの愛され方はスゴイですよね。
ビートルやカルマンギア、TYPE2などのカルフォルニアカスタムからの流れなのか、
ゴルフ以降の車種もほんとよくいじられてます。
以前自己紹介でゴルフが欲しいと言いましたが
vwvorteaxというサイト見てると妄想というか欲望がムクムク持ち上がってきます(笑)
で、現地のイベントの中で個性的なゴルフ1を見つけてしまったんですねー!

70~80年代のヨーロッパ車のアメリカ仕様に多かった角形ライトです。
(保安基準適合のためだと思いますが、詳細ご存知な方、ご教授ください)
アメリカ工場のあったペンシルバニアのWestmorelandで作られていたことから
Westmoreland-frontと呼ばれているみたいです。
この顔、ゴルフ2やジェッタにもあるようです。
細かい仕向け地や年式の差で、ウインカーが両端に付いてるモデルはよく見かけるのですが、
このスッキリしているタイプは珍しいです。
そうこうしているうちにvwvortexで発見してしまった。
ヤバい!キタコレ!

猛烈にインパクトがあったのでこれをネタにします!(笑)
2011年08月31日 10:05
夏休みに小学校4年の子供とラジコンを作ってました。
タミヤの2WDバギーなのですが、まあプラモ数個作っていきなりのラジコンなので
ネジは回せないわ部品の位置は間違えるわ…見てられないので手伝ってました(苦笑)
(最近の子供はプラモ含め工作が本当に苦手です)
思えば小学校3年の時にラジコンをねだって買ってもらったんですよね。
それがタミヤのブラックカウンタックでした。

今とは違ってボディがポリカーボネートでなくABSだったので、
初心者の自分はぶつけまくってすぐガビガビになりました。競技用スペシャルだったのに…
サーボを壊してから数年間、ラジコンから遠ざかっていました。
今は自分が持っていたロードスターのミニチュア版として持っているくらいです。

ちょっと脱線しました。
以前からお話してるようにカウンタックはスーパーカー世代の自分らにとってズバッと来る車、
ラジコンもポルシェ934もあったのにカウンタックを選んだのはやっぱり好きだったからでしょうね。
今でもフェラーリよりラージランボに共感を持ってます。

photo by Autoblog
アウディの手が入ってるとはいえ、アヴェンタドール、カッコイイですねえ。
カウンタックのデザイナーは言わずと知れたマルチェロ・ガンディーニです。
マネージャーが日本人だったり日本に縁があるこの方、日本にもよく来られてました。
(ちなみに今の愛車はワゴンRだそうな)
10年以上も昔、六本木AXISで行われているモーターショーの前夜祭、
「Auto Mobile Deseigners Night]で、で名刺交換させてもらいました。

その時は著名な海外デザイナー(ジウジアーロやハンス・ムートなど)も多数来ていたかな。
モーターショーもまだまだ華やかな感じでした。
せっかくの名刺も保管が悪くて、黄ばんでますが(苦)
そんなことを思い出した夏休みでした。
リスペクト妄想イラストです。
2011年08月09日 08:00
その中でもいいなあと思ってる前期型のボディを取り上げてみました。

アメ車と比較するとサイズ感覚がおかしくなるようですが(笑)
サーキットの狼でも小排気量ながら3リッター以上の車と対等に走ってましたね。
(足回りが弱いって刷り込みもいただいてしまいましたが 苦)
軽いし低いし小排気量だし、自分の好きな要素が揃ってますし!
で、大人になって造形的視点でろいろ見てみると、元々の企画意図や
ボディの形のきれいさから前期型がいイイ!と思うようになりました。

あ、サーキットの狼はSPですね(大汗)TCやSPのスリムさも好きですが(汗)
今も昔もロータスのよいと思う所は汎用性のあるフレームに軽量のガワが被っている所です。
元々はできるだけローコストで運転が楽しい車を作ろうとしたC.チャップマンの
運転を楽しみたい人への支援をしつつ、自分が楽しいのが優先されているような姿勢が(笑)
素晴らしいと思っています。

※エリーゼとエランのフレーム。ヨーロッパはエランと同じY字バックボーンです
少し尖りすぎていて、極端なエンジニアリングも多いですが(苦笑)本当に独創的でしたね。
どこの会社もエリーゼのフレームを買って、いろいろ作ればいいのに。
特にT社とかエンジン供給してるのだし!
(セリカXXのCMにチャップマンが出るなど、昔から縁があるようですね)
今のエリーゼシリーズは高価で、チャップマンの意志を継いでいるとは言えないですねぇ。
残念!
閑話休題、前期型といえばロータス47が究極の姿ですね。
幸手クラシックカーフェスで実物を間近に拝見しましたがまさにレーシングカー!
リヤタイヤもすんごい太さです。
それを収めるフェンダーも、調べてみるといろんな形があるんですね。

そして元々エアロフォルムとして生み出されたヨーロッパの車体、
この年代の車としては斬新な形をしています。
ウィキペディアには『世界一速いパン屋のバンと呼ばれていた』、と書かれているし。
ペンシルというかロケットというかサイドビューで見ると尖っていて、
いかいにも空気を切り裂く!という形をしていますよね。
そんな所をいつもの妄想脳内マシーンに加えてグルグルかき混ぜてみました…
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