THE KARATE KID

2018年06月08日 08:00

日本でのタイトルはベストキッド。80年代に大ヒットした映画でテレビで何度も放送された事もあり多くの方が知っている映画でしょう。世界的にヒットした事により続編が4作目まで製作され、更に2010年にはジャッキーとウィル/スミスの息子でリメイクされます。続編は2作目でガッカリして3、4は観てないかな。リメイク版はそこそこ面白かった記憶がありますがあの頃の熱量はありません。そもそもジャッキーが師匠な時点で空手でもなくクンフーだしね。(元々空手の描き方はいわゆるアメリカ人が観たいKARATEでしたけど)

続編やリメイクがいまいちうまくいってるとは思えませんでしたが、今度はYouTubeで続編がスタートしたのをご存知ですか?しかも1作目の続編でダニエル(主人公)ではなく敵役として出てくるジョニーの視点から34年後を描いたものです。タイトルは「COBRA Kai」(コブラ会)。アメリカンマッチョを体現していた白人のイケメンが1日で敗者に転落したその後です。キャストもダニエルとジョニーは本人がそのまま演じているんですよ!私もまだ初回しか観てませんが、これ書きながらも帰って続きを早く観たいと思ってます(笑)コブラ会に出てくるクルマの話もしたいところですが、復習で見直したベストキッドの方からやっておきましょう。

1969 Chevrolet Chevelle Malibu
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映画冒頭シーンはニュージャージーから母親の運転でカリフォルニアに引っ越してくるシーン。オンボロのマリブのルーフにはBMXが積んである6ホイールライフです。スターターなのかバッテリーなのか調子が悪く押しがけをするシーンが効果的に出てきます。

1984 Chevrolet Corvette C4
1984-1996 CORVETTE C4

映画では真っ白のコルヴェットが登場します。同じシーンでお金持ちのお坊ちゃんお嬢ちゃんの乗る1982 Avanti II Convertible Prototypeも。ダニエルママがドライブするオンボロワゴンと対比させる事で、彼の複雑な心情を描いていました。複雑でもないか・・・そのまんまですね。貧乏な自分は山の手の彼女とは釣り合わないと劣等感を抱くシーン。

1941 Chevrolet Light Delivery
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Photo by Rex Gray

ミヤギさんの愛車でダニエルが最初に運転するのがこのピックアップです。ミヤギさんの愛車はブラウンのツートーンでした。

ミヤギ「運転して」
ダニエル「免許ないよ」
ミヤギ「私もない」

このやりとり最高でした(笑)

1948 Ford Super De Luxe Convertible Club Coupe
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有名な修行シーン「ワックスオン、ワックスオフ」で洗車をした中の1台。その後免許を取得したダニエルさんの誕生日「好きなのを選んでいい」と言われて選ぶのがこのコンバーチブル。彼女とドライブデートに繰り出します。わかってるシーンなのにジーンと来ちゃいました。

その他、ホンダのXL600やVF750Fなんかも出てきますね。見切れているクルマを観ていても楽しいです。

もう一度映画のストーリーに話を戻します。ベストキッドの終盤、ダニエルは相手側による卑劣な反則で脚を負傷します。決勝はその痛めた脚を引きずり戦う事に。しかし修行の成果でジョニーを追い込みます。ここでジョニーの先生(Sensei)コブラ会の師範は「脚を狙え、容赦なしだ」とジョニーに命令をします。ジョニーは「えっ!?」って顔をしますが、命令は絶対。脚を狙い逆転を狙いますが・・・冒頭で話した続編「COBRA Kai」ですが、この卑怯な手段を使ったジョニーの転落人生からの再起を描いているわけです。

この話、昨今日本中を騒がしているアメリカンフットボールの反則タックル問題と重なる部分がありますよね。それだけにとてもリアリティを感じてしまいます。梅雨の過ごし方に迷ったら「COBRA Kai」ぜひ!

Jr

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Peter Rabbit

2018年06月06日 08:00

ピーターラビット
世界中で2億5千万部の発行部数を誇り、今でも世界中で愛される絵本の実写映画化。実写と言ってもCG盛りだくさんなので半分アニメーションなんだと思いますけど。絵本で親しんでいなくても有名企業のキャラクターに使われていたので知らない人はいませんよね?この手の映画はスルーする事が多いのですが、うさぎを飼っている事もあって妻と一緒に観てきました。

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ウチのカワイイうさぎもついでに見て!

英国の湖水地方で暮らすいたずら好きのピーターと妹(3つ子)に従兄弟のベンジャミン(垂れ耳うさぎ!)、ウサギを愛する画家の女性、ひょんなことから隣人となったロンドン生まれの男性のお話。

Land-Rover 88'' Series IIa Pickup
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ロンドン生まれで田舎の家を相続したマクレガー。家と一緒に相続したのがローバーのシリーズ2ピックアップ。英国の緑豊かな田舎道を走るシリーズ2ピックアップの美しいこと!うさぎたちとマクレガーによるカーアクションシーンも楽しくて最高でした。

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軽自動車をこの色に塗って乗りたいな・・・とちょっと考えてしまいました。

Land-Rover RANGE ROVER SPORT
RANGE ROVER SPORT

富裕層のカップルが乗り付けたクルマはレンジローバースポーツ。

Royal Enfield Classic 350
Royal Enfield Classic 500 EFI
写真は500

後半の時間ギリギリだけど戻らないと!ってシーンで唐突に登場するモーターサイクルはロイヤルエンフィールド。無駄にカッコイイオートバイアクションがあります。

見切れている三菱の古いキャンターとかシュコダ、アウディなんかも出てきますが、重要なところには全部イギリス車になってます。いろんな意味で癒し度満点な映画でした。ほんわかコメディみたいなストーリーに思われがちですが、アクション映画としても単純に楽しいので是非映画館へ!

Jr

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Manchester by the Sea

2018年04月17日 08:00

心を閉ざして孤独に生きる男が、兄の死をきっかけに故郷に戻り、甥の面倒を見ながら過去の悲劇と向き合っていく姿を描いたヒューマンドラマ。賞レースでも評価された映画なので観た人も多いでしょう。この映画ボートが登場人物の絆、その状況を表す小道具として出てきますが、クルマの移動シーンも結構あります。

1997 Jeep Cherokee
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主人公のリーが乗るのはチェロキー。16歳の甥を乗せて学校や彼女の家への送り向かいに使わます。日本だとかなりローカルでも公共交通機関があったり、そもそも街が小さかったり、比較的安全だったりするので、ここまで親もしくは保護者が面倒を見るのは違和感があったりしますよね。

Jeep Cherokee

四角く縦に薄いボディにオーバーフェンダー。この車高とのバランスも良くて、数年前に真剣に購入を考えたことがあるチェロキー。この枯れ具合がたまらないんですよね。日本でサラッと下駄のようにアメリカ車を転がす・・・そんな風情にピッタリなのがチェロキーじゃないかと思います。スーパーカーで映画の主人公を気取るのはハードルが高いけど、この辺のクルマでなら現実的でしょ?

そんなバックストーリーを作り上げて乗ってみるなんていかがですか?多くの人に伝わるとは思いませんけどね(苦笑)

Jr

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The Illusionist

2018年03月22日 08:00

1950年代のヨーロッパを舞台に時代から取り残されていく手品師と少女の心の交流を描くく長編アニメーション。セリフが極端に少ない作品でそのなんとも言えない雰囲気を堪能できます。

1957 Chevrolet Bel Air
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とあるパリの整備工場に入庫するトライシェビー最後の年式となる'57のベルエアが。これまたステレオタイプなオーナーと共に登場します。

トライシェビーとは1955年から1957年の(BelAir、NOMAD、CONVERTIBLE、210など)を指します。華やかし頃の古き良きアメリカ、50'sを象徴するクルマで世界中で愛されています。良い機会なのでこの年式のシボレーを紹介しましょう。まずはトライシェビーベルエア系から。

1957
1957 CHEVROLET BelAir

1956
1956 CHEVROLET Bel Air Nomad

1955
1955 CHEVROLET BEL AIR 2dr

いろいろ違いはありますが、グリルとボンネットのマスコットで見分けがつきます。これは簡単でしょ?アメリカ車年式判別入門試験があったら最初に出るやつです。一番きらびやかでグリルデザインなども上級者のキャデラックに似ている1957年がトライシェビーを象徴する1台って感じですね。タラコ唇の顔に見えてそこがまたファニーです。

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個人的には1955年型が好み。アメリカングラフティでハリソン・フォードが乗っているのがそれです。映画の影響は否定しませんが、コッチの方がギャッサーにしても決まります。

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HEMMINGS DAILY Hail to the Badmanより

この時代のChevyはどれも素晴らしくて、1955キャデラックはこんな感じ。

1955 Cadillac

1955コルベットはこんな感じ。

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どれも最高でしょ。そんな訳でトライシェビーをあなたは覚えられましたか?試験に出るのであと3回この記事を読みましょう(笑)

Jr

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Three Billboards Outside Ebbing

2018年02月14日 11:53

アカデミー賞有力作品でもあるスリー・ビルボード。評論家から絶賛の嵐で期待して観に行きましたが、その通り素晴らしい映画でしたよ。一言で言えば人間ドラマ、言葉で説明してしまうととても陳腐になってしまいますが、単純に善か悪かなんて割り切れないその成り行きにいろいろ考えさせられます。

1988 Ford LTD Country Squire
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アメリカの南部ミズーリが舞台。生活の脚としてのステーションワゴンがリアリティたっぷりでゾクゾクします。主人公が埃っぽいやれたステーションワゴンやピックアップトラックに乗っている映画にハズレはないのかもしれません。劇中で使われていたのが1988年式。もう30年落ちのオンボロワゴンですね。

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このFord LTD カントリー・スクワイアは同じ名前で50年代から90年代まで作られていました。同社のFシリーズピックアップと並ぶアメリカの代表するステーションワゴンと言っても良いでしょう。週末には家族で大型スーパーマーケットに通って1週間分の食材や日用品を荷台に詰め込んで帰ってくるシーンや子供達の送り向かいなど、そんなアメリカの日常を想像させてくれるクルマ。こんなクルマを気負いなく下駄のように転がせたらカッコイイですね。

その他劇中にはFORD Fやエルカミーノ、トーラスやトヨタ、スクールバスなど日常風景に溶け込んでしまうクルマが登場します。マーケティング感ビンビンの派手なスーパーカーは出てきませんが、こんな普通のクルマがどんな人達にどんな風に使われているのか感じられるクルマ映画こそ見るべきものがあるんだと思います。

Jr

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