伝説の天才レーサー浮谷東次郎展

2010年08月25日 08:30

エラン

お台場のMEGA WEB内ヒストリーガレージで開催されている伝説の天才レーサー浮谷東次郎展に行ってきました。ロータス・エランに「がむしゃら1500キロ」に登場するクライドラー(この2台は実際に乗っていた本物!)に東次郎仕様に仕立てたヨタハチが。この1レースしか走っていないレーシングエランはすごく貴重らしいです。詳しくはカーマガジン(No.387)でも特集されているので興味のある方は是非。

クライドラー

個人的にはクライドラーに残る痕跡をじっくりと拝見したかったのですが、展示レイアウト的に無理でした。残念・・・。

leman01.jpg

ル・マンの展示もテンションめちゃくちゃ上がりますねぇー。どれもかっこいいなぁー。タミヤのCカーシャーシにマツダのボディーかぶせて走らせていた事を思い出しました。

私自身もオープン当時に行って以来でしたから常設展示も楽しめましたよ。興味のある方。がむしゃらにGOです。

Jr


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決死のテストドライブ

2010年08月24日 08:30

サンプルが上がってきたスーパーセブン用のビキニトップ(仮称)を装着。走行テストを繰り返しながら問題点を洗い出しています。

先日のとある真夏日。自宅の埼玉からオフィスのある八丁堀まで通勤。「お盆開け間もないからまだ空いてるかな?」と楽観的見解でスタートしたものの事故渋滞の嵐。オーバーヒートと戦いながらなんとか到着。その後も、炎天下にデザイナーのYさんと首都高テストドライブ。

しばらくは都内の昼間は勘弁してほしいのが本音ですが、ビキニトップの効果は抜群でした。太陽光が直接当たらない事で断然楽になります。それに走行風の巻き込みも少なく運転が非常に楽ですね。その分開放感は劣りますが、生命維持の為にも夏場は必須のアイテムになりますよ。

test05.jpg

テンションの張り方やの膨らみなんかも理解できたので、機能とルックスのバランスを考えながら次のサンプルをデザインを検討中です。

しかしファイアーウォールやフロアからの熱伝導は凄まじく、もう少しでホイル焼きになりそうでしたけど・・・。オーバーヒート対策でヒーターを入れましたが、あやうく足を火傷する所でした。ショートパンツじゃなくて良かった(苦笑)

LAZY TOP開発状況 //3//////

Jr


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こっちはクルマをいじるガレージ

2010年08月23日 08:30

ガレージは愛車をいじるところ
テーマパークのようなガレージも憧れるし否定もしないけれど、やっぱりガレージは機能的であって欲しい。「世田谷モータース」が「愛車と住む」をコンセプトにするならば、こちらは「愛車をいじる」がコンセプト。

限られたコストで自動車整備を生業としていた私が最低限の納得できる設備を得る為に考えた方法は「兄弟での2世帯住宅を郊外に建てる」でした。現役整備士でクルマ&バイク好きの弟も快諾。そこから安くて広い土地探しの旅が始まるのですが、狭いエリアに限定していたこともあり、土地探しには結局3年ほどかかる事になるのです・・・。

家付きガレージ
土地が決まれば、それに合わせた建築プランを練りあげます。ガレージに対する条件を皆で言い合い、あまったスペースを住居に割り当てました。その案を元に立体模型を作ってみます。

mokei1.jpg 最初の模型

基本条件は・・・
1.クルマ3台+αのスペース
2.ガレージリフト設置
3.アメリカンフルサイズカーの入・出庫が容易
4.家の正面になるので外壁は風合いのある素材
5.ガレージ内にトイレと部屋

ほぼ、このレイアウトでいけると判断。めでたく設計が進められたのでした。

半完成
今後の楽しみとコストの兼ね合いでガレージは半完成の状態で。これは世田谷モータースと同じ。違いは入居してから4年弱ですがまだDIYが進んでいない事!?(汗)

nakano01.jpg
念願の2柱リフトは中古品。でもオーバーホールと外装ペイントで新品のようです。

重量鉄骨は下地塗装のまま。床は雨の日にペンキを施行してボロボロ。内装は所々に構造用ベニアと防湿シートがむき出しになっています。でも、まぁ、いいんです。工具箱が収まってクルマがリフトアップできて、シャッターがきちんと閉まるんですから!

工具箱

構想はいろいろあるんですけどね。ここで発表してしまったし、これからコツコツ始めようかな。

nakano02.jpg 愛車のYAMAHA TRX850

Jr


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世田谷モータース!?

2010年08月21日 08:30

ガレージづくりはコンセプトが大切
僕には息子が二人いて、その二人とも自動車整備士(一人はココにも登場する Jr)という珍しい家族だ。僕の親が新しい物好きで、戦後間もなく1948 Chevy FLEETLINEを所有していた影響から、僕自身がスズキでバイクと車のデザインをしたのだから、息子たちが整備士になっても何の違和感もない。たぶんクルマ好きの遺伝子があるのだろう。

setagarage03.jpg
床のステンシルにはフリートラインとカニ目のガレージである事をアピール。ケータハムも書き加えないと。

だから!別に力む話ではないが、僕のガレージは車と一緒に「住む」というコンセプト。息子のガレージは車を「いじる」というコンセプト。これはすんなり決まった。ここで大切なことは、自分のガレージライフのコンセプトを決める!ということが失敗しないガレージづくりだ。このおかげで僕は、所有する3台の車のうち、今見たい、触りたい車を、自宅ガレージに置く。というスタイルを楽しんでいる。

setagarage04.jpg
リビングのワークスペースとガラスで隔てたガレージ。ガレージのライティングはリビングからも調整可能。

自宅ガレージ
自宅ガレージは12畳(6坪)の狭い空間だ。もともとフリーのデザイナーだったころの事務所をそのまま改造した。ここではまだ子供が小さかった頃、ラジコンカーを親子3人で組み立てたり、プラモデルを創った場所だ。今度は本物の車を親子で楽しもうというわけだ。

setagarage05.jpg父のフリートラインとCB72

一番やってみたかったことは、よくあるアイデアだが、リビングから何時でも車を眺めていられるという設えで、はめ殺しのガラス越しに愛車が見えるようになっている。その他は、同好の士がどなたもやっているように、所有する車と同じミニカーをはじめ、車関係のグッズが並べている。ガレージのシンボルは、親父が所有していた当時のフリートラインと1955 Chevy 210の写真。それに僕がやんちゃをしていた頃またがっていた、ホンダCB72のスナップ写真だ。この思い出はなかなかで、いつか報告したいと思う。

昭和38年 世田谷モータース!?
このガレージ内装はすべて自分一人で手掛けた。OFCCの仲間で建築家から渡されたガレージは、壁と天井は総べニア張り、床はコンクリート打ちっぱなし、「さあ、あとは好きなように」と言うわけだ。これをどう料理するか!コンセプトが大切だと言ったが、僕が高校生の頃住んでいた世田谷の小さな整備工場をイメージモデルにした。今でいえば人気の世田谷ベースだろうか!?

setagarage02.jpg
チープな素材も手を加えて経年変化を楽しめるように。それこそが贅沢!

時は、昭和38年頃。ところは、世田谷区の上北沢2丁目。戦後すぐに建てられた住宅の前が土間風の工場。東京オリンピックの1年前、まだこの国が様変わりする以前、こんな風景がよく見られたものだ。ちなみに、有名な世田谷ベースのご主人が埼玉でミニカー遊びをしていたころだろう(笑)。
ガレージのオーナーは、口数が少なく無愛想だが、めっぽう腕のいい整備屋で、来週の船橋サーキットで、宿敵のエランに一泡吹かせるために、キャブのセッティングに余念がない・・・。こんな風景を再現してみたいと思っていた。とりあえず、ここに収めるのは、Austin Healey Sprite Mk1がいい。どうだろう、フェラーリやポルシェがなくても、贅沢な装備がなくても、国産車が主人公でも、自分が心を寄せることができる仮想のイメージさえ浮かべることができれば、きっと素敵なガレージライフを始めることができるはずだ。・・・と信じて始めたのだが・・・。

48の父 馬場 了


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ビキニトップ試作 その1

2010年08月20日 08:30

ケータハム・スーパーセブン用のビキニトップ(仮称)を試作しました。これをベースに機能チェックと意匠の検討を行います。

試作1号

生地の材質やパターンにテンションの張り方など。高速道路でも問題なく走る事が出来るように。機能とコストのバランスを見極めながら進めていきたいと思っています。

LAZY TOP開発状況 /2///////

Jr


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