チームカー選びに朗報

2023年06月27日 09:45

自転車のイベントへ行くと必ずコースや会場で働くクルマの写真も撮っていますが、今回はちょっと少なめ。

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個人の趣味が色濃く反映されるアマチュアのイベントは駐車場も面白いのですが、レースのグレードが高くなれば高くなるほど基本的にスポンサーをしているSUBARUかハイエースばっかりになるんですよね。

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選手と一緒にコースを走るサポートカー。選手誰でも利用できるニュートラルサービスやレースの運営責任者や審判を載せて走るクルマ、救護車やメディア関係者のシャトルバス的な使われ方をするクルマに選手へレース状況を伝えるモトなど・・・他にもたくさん走っています。

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オフィシャルとは別に各チームが走らせるサポートカーもあります。つい先日行われたタイで開催されたアジア選手権はピックアップトラックが使用されました。ですが、これルール的にちょっと疑問に感じたところがあります。確か全高1660mm以下に決まっていたと思うんですよね。そうなると使い勝手的にステーションワゴン一択になるはずなんです。世界的にステーションワゴンはクロスオーバーSUVにとって変わられ、欧州メーカー以外はかなり寂しい状況。国内でもステーションワゴンってスバル、マツダにトヨタにもあるか。でもかなり減少していますよね。

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今回とあるチームが走らせていたVOLVOのSUV。この手のタイプは車高の問題でアウトなはずですが、諸元表を見てみると全高は1650mmとかなり低く抑えてあるんですね。一つ上の車格になるXC60も1660mmとギリギリクリアできる数値。ルーフに設置した自転車を取り出すのが大変にはなりますが、チームカーとして走らせるクルマ選びが広がるのは喜ばしい。この情報がどれだけ役に立つのか疑わしいところですが参考にどうぞ(苦笑)

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ナショナルチャンピオン奪還のために

2023年06月26日 11:21

2019年のこの記事も含め何度かこのブログでも紹介しているプロ自転車ロード選手與那嶺恵理選手の応援に修禅寺のサイクルスポーツセンターまで行って来ました。今回は2019年のようなダッツンでの選手伴走はなし。コース上を歩き回りながら選手に情報を伝えたりするくらいで、基本的には単純な応援。

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東京五輪の切符がかかった2019年に比べればまだマシですが、それでも全日本選手権独特の緊張感が会場を支配しています。その理由の一つに自転車競技ならではの理由がひとつあります。それはスペシャルジャージの存在。自転車競技の各国ナショナルチャンピオンと世界チャンピオンは1年間チームジャージとは別に国旗をモチーフ(世界チャンピオンはアルカンシェル)にしたスペシャルジャージの着用が認められます。それはレース中、集団の中で常に国内チャンピオンの証を身に纏い走ること。選手内のリスペクトはもちろん観客(=スポンサー)へのアピールにも繋がります。現地解説で紹介され、テレビ中継の露出も増え、チームとの契約にも良い影響を与えます。

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日本人女子で唯一トッププロとして本場欧州を舞台に活躍する與那嶺選手はこれまでロードで5回の日本一を経験済み。1度でも優勝を経験するとチームジャージの一部に国旗をモチーフにしたデザインを入れることができます。オレンジヘルメットは與那嶺選手。袖に日の丸がデザインされています。

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2019年以来、6度目の優勝を勝ち取るために欧州から帰国し、レース後はすぐに戻り大きなステージレース(ジロ、ツール)を走る予定。これだけの過密日程を強行した裏側に選手本人が強い意志が垣間見えます。世界が注目するレースで日の丸が見たい、着たい。選手、チーム、そして多くのファンの意志がひとつになりました。

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レース序盤は周囲の様子を見ながらアタックをチェック。「他の選手が動いて緩急つけられるよりもテンポ(一定ペース)で走った方が楽なので、5周目から登りはテンポでと考えていた」と。なんとか東京五輪で共に代表として戦った金子選手が追いすがるも、すぐに引き離し一人旅へ。最終的には7分以上、一周8キロのコースの半分の差をつけて見事勝利となりました。ただ勝つことだけを目的に帰国して、誰もが絶対的な優勝候補と認めるレースで本当に勝つってどんな気分なんでしょうね。レース結果だけを見たら危なげない完勝ですが、そこに至る準備や気持ちの整理の仕方など想像もできません。

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レース後は表彰式にドーピングチェック、メディア対応など慌ただしく行われますが、その中で若い選手がアドバイスをもらいにやってくるシーンが印象的でした。陣営としては圧倒的な勝利に安堵していますが、ロードレースファンとしては與那嶺選手に対抗する選手がいない、レースで切磋琢磨しながら学ぶチャンスを不意にしてしまっている事が残念でなりません。残された時間は少ないと本人は話していますが、なんとかその経験を引き継ぐ選手が育つことを願っています。

1日のオフを挟んで帰国の途に立つ與那嶺選手。これからジロ(イタリア)、ツール(フランス)、世界選手権(グラスゴー)と最大のレースが続きます。スポーツ専門の有料チャンネルや自転車ネットメディなどを通じて日の丸ジャージを纏い走る與那嶺選手を応援してください。

参考:「テンポで踏んでいたら後ろに誰もいなくなった」與那嶺恵理が独走で6度目の全日本優勝(シクロワイアード)

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四半世紀ありがとう

2023年06月22日 10:49

クルマやオートバイの整備に欠かせない工具はいろいろありますが、サーキットテスターもそのひとつ。クラシックカーから最近のコンピュータ化された自動車まで。最終的には基本的にDC12Vが仕事をしています。

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このサーキットテスターですが、つい最近まで専門学校時代に授業で作ったモノを使っていました。もう四半世紀以上前ですよ。電気が来てるか?導通はあるか?短絡はしてないか?これくらいの事しかやらないので十分なんですよね。(仕事でそれ以上のトラブルに関しては専用の測定器を使ってましたよ)流石にくたびれて来て針が0にスムーズに戻らなくなったりと気になる店が出て来ました。

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そこでネット通販で新しく購入。国内メーカーではないのでかなり安価です。純正でテスターに差し込んで使えるワニグチも付いてくるのは嬉しい。

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動作確認用の電池は品質が悪く液漏れなどのトラブルを起こす可能性があるので交換します。そうそう、一番上の写真にカード型のデジタルテスターも写っていますが、ボタン電池仕様なので電池切れするとストックしていないので面倒なんですよね。単3か単4の電池を使っている製品の方が好きです。

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これを使って何をするか?それはまた今度。

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峠を散歩

2023年06月20日 08:00

早起きして筑波山へ・・・って書き出しだと「6ホイールライフ(自転車)」の話だと思われるでしょうが、珍しくクルマです。さくらモーニングクルーズに何度か参加してくれてるロードスター乗りの自転車仲間と筑波山を散歩してきました。前オーナーが車検用転がしタイヤとしていたものを履いている事をしっかりと自覚。それでも機械式LSDの効果かアクセルオンで頭がグッと入っていく感じを楽しみました。

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サイクリストが登ってくる時間でタイムアップ。しばし峠の駐車場でクルマ談義。同じように集まってくるクルマは
NSX、ケータハム・セブン、86、AE86、コペン、911、MR2、RX-8、R33スカイライン、Z32、シビックなど。しかし圧倒的にロードスター、スイフトが多い。これが全てを物語っていますね。もし「国内で手軽にスポーツカーを楽しむには何を買えばいい?」と聞かれたらもう悩む事なく答えられそうです。

MAZDA ROADSTER

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ボストンブラウン

2023年06月19日 11:45

かつて自分が所有していたクルマのカタログやミニカー、プラモデルなどグッズをコレクションしている方も多いと思います。そのクルマが人気車種だったりスポーツモデル、トップグレードなら比較的入手しやすいのですが、不人気車種のローグレードとなると一気に入手が難しくなります。今回、たまたま運良く手に入れる事ができました。

私のファーストカーは三菱の3代目ミラージュのファビオ。少ない給料をできるだけオートバイに使いたいと思っていた頃でしたが、たまたま入社したばかりの会社で上司から格安で譲ってもらいました。ただ乗り始めると欲も出てくるもので、余りにもレスポンスの悪い3ATに嫌気が差して、下取りとして1万円で入ってきたMTのランサーワゴンに乗り換えました。このファビオは当時の彼女(現在の妻)が引継ぎ乗ることに。そんな事もありいつのまにか共通の思い出が残るクルマになりました。

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ラリーで活躍したE30系ギャランと共通のデザインで、今見ると新鮮です。しかし印象に残っているのはそのスタイルではなくボディカラー。地味なグレイッシュな茶色のボディはシックでお気に入り。周囲の人にはなかなか理解されませんでしたが、まさかカタログのメインに使われるイメージカラーだったと初めて知りました。

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コンビネーションランプ間のガーニッシュが付いていないところも気に入っていました

昭和63年のモデルなので時代はバブル絶頂期。浮かれた時代にこのカラーをメインに据えた三菱のカラーリングセンス。カタログには「パステルカラーなんかのフワフワよりも、センスが良くて育ちのいい感じがするようなの、ずっと探してた」とポエムが綴られています。センスの良い若い女性をイメージしたのかもしれませんが、当時この色に乗っているのは年配の方しか見た事がありませんでした(苦笑)

それから20年以上後に日産モコやキューブなんかで採用されたブラウンが女性ユーザーに響いていたのを覚えていますが、三菱はちょっと早過ぎたのかもしれませんね。最近ではSUV系を中心にサンドベージュやグレイッシュなグリーンなども増えてきて、新型アウトランダーにこのボストンブラウンも違和感がないんじゃないかな。

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そう考えると気分転換にアウトランダー PHEVを全塗装するならボストンブラウンがいい。「なんでこの色にしたの?」と聞かれたときにちゃんとストーリーもあるしね。

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