no sympathy

2014年09月25日 08:00

【祝・1000回目の記事】

最近気が付いた事があります。受け取り方の違いとターゲットについてです。何の話かと言うと・・・

Caterham 160 Italy Bologna Launch

各自動車メーカーの新車のニュース。とても多くてすべてを追っている訳ではありませんが、さくらモーニングクルーズに集まるような趣味性の強いクルマに関してはこのブログでも取り上げたりしていますね。

gt86.png

軽規格のケータハム・セブンやトヨタの86、ダイハツの新しいコペンに最近ではマツダ・ロードスターなど・・・。



48PRODUCT Jrの個人的な感想なんかを思った通りに書きながら、自他ともに認めるクルマ好きの方々の話なんかに耳を傾けていると、どちらかと言うと微妙な反応の方が多い気がします。



私を含めて”ウルサガタ”はどうしても、過去から連綿と続くストーリーや個人の思い入れ、今後の展開などがどうしたって頭に浮かび、「この名前使ってこでれいいの?」とかあまりに素晴らしかった先代を懐かしみリスペクトするあまりに容易にニューモデルを受け入れられない部分もあるんでしょう。



しかし、クラスターが違えば聞こえてくる感想は全く違ったりします。例えば私のもうひとつ趣味である自転車好き界隈では、趣味性の高いニューモデルに対して比較的暖かい意見が多いんですよね。これって全く何かのデータを取った訳ではなく私の感覚的な所ですけど。これはTwitterでいろいろな趣味の人をフォローして見えてきた部分です。わかりやすく自転車好きとくくりましたが、もっと言うと手放しでNew FIAT500やBMW MINIなんかを受け入れられる層と似ている感じかな。



こうやって書くと誤解が生まれそうですが、もちろんこんな簡単に指向が分けられるはずはなく、ぼんやりとした個人的な印象だって事はもう一度断わっておきますけど(こんな予防線張らなくてもいいですかね?)・・・。



コチラ側の人間にしてみれば本物を手に入れればいいじゃん・・・とか簡単に思ってしまいますが、そのテイストが現在の技術で再現されていて快適に使える方が好きって方もたくさんいますしね。もちろんニューモデルにしかない良い所もたくさんある訳で、もしかしたらその部分がクルマ好きには頭が大きくなり過ぎて見えにくくなっているのかもしれません。



新しいモデルに関しては若者のクルマ離れって言葉が定着している昨今、クルマにそこまで興味のない人達に好意的に受け入れられているなら、それはひとつ大きな成功だと思ったんですよね。古いクルマ好き(やや自虐的に)の事はしばらく放っておいたっていいし、そこに固辞したら変わらないですから。

ただ、だからと言って自分の考えで好き・嫌いを言うのは一向に構わないし、私も言っちゃう方でそのスタンスを変える気もないのですが、自分の好きと同じ重さで他の人の嫌いもあるし、その逆も当然あるということは頭に入れて置かないと。これがわかってれば炎上なんて起きないはずなんですよね。

no sympathy
中学生の頃に手にしたクルマ雑誌「Calマガジン」のコーナーで本場のカスタムカーを紹介するコーナーがあり、その中の1台に「no sympathy」と書いてあるクルマがありました。誰もが諸手を上げてカッコイイって感じのクルマではなかった気がします。正直カスタム内容もベースのクルマも覚えていませんが、この「no sympathy」って言葉だけは記憶に刻まれています。そっか、カスタムなんか自分の好きなようにやればいいんだ。商売じゃなければ他人のジャッジなんてどうでもいい。共感なんていらないぜってね。



たかが自動車の好みなんて好きなように言えばいい。ただ自分の好きと同じくらい他人の嫌いも尊重する事。共感はしなくてもいいけどね。そんな風に思っています。

追伸
もちろん共感されたら嬉しいので「いいね!」や「拍手」お待ちしております(笑)

Jr


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コメント

  1. ブログ管理人「Jr」 | URL | -

    Yes sympathy

    皆様のいいね!や拍手に感謝。おねだりしたみたいで恐縮です(苦笑)

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