つながりを調整できる扉

2014年10月17日 08:00

何度かヨンパチブログで取り上げているガレージドアの話。
従来のガレージ扉ってどんな機能がありますか?恐らく風雨や火災、人災から大事なクルマを守る事に特化していると思われます。利便性って事から考えるとリモコンで開閉するとかも考えられますが、もっとも重要なのは閉じて守る事でした。

doorharf.jpg

しかし、ガレージをクルマを駐車しておくだけでなく、土間として活用しようと思うと従来のガレージ扉では物足りなくなって来ます。閉じて守るだけではなく、外とのつながり方を調整してくれる機能があったらステキなんじゃないかと48PRODUCTは考えます。以前の記事「心地よい開き具合」でも書きましたが日本の建具である雪見障子のようにね。

実は数年前にこんな実験をしました・・・

もし扉半分から下が残るような機能があったら・・・
gddor_open1.jpg
gdoor_open2.jpg

ガレージで小さなお子様やペットを遊ばせるなら下だけ残る扉は便利です。簡易的な柵の代わりになりますからね。そのカタチから私達は馬屋扉と呼んでいます。床が散らかっていても見えにくいってメリットもあるかな。

もし扉半分から上だけ閉じる機能があったら・・・
gdoor_open3.jpg
gdoor_open4.jpg

(実験では上半分ではなく真ん中当たりになっていますが・・・)これだと通行している人と視線が合わないメリットがあります。48LABは目の前がお寺と幼稚園でかなり人通りが多いのでこれが有効です。視線は合わなくてもお互いの気配は感じる・・・このゆるやかなつながりが心地良いんですよね。

hib_center.jpg

そこで、小屋展示場でお披露目したハウスインナー®ボックスはこのような扉にしました。そしてこのつながりを調整できるドアは多くの方に共感を頂けました。

3watdoor.jpg

3つの扉で構成されたこのドアは上記で実験したつながり方の調整を完璧に実現できます。更に跳ね上げた扉は庇となり、常設したデッキと相まって玄関ポーチのように落ち着いた空間を出現させました。

gdoor_open5.jpg

ここでロッキンチェアに腰掛けて揺られるのも悪くないです。今回はちょっとラフでワイルドな仕上げにしましたが、既存のオーバースライドドアなんかにこの機能を盛り込んだりしたら魅力的なドアになると思うんですよね。ガレージの使い方が変わればドアだって変わらないと。ガレージは駐車スペースではなく、あたらしい土間空間なんですから。

ドアメーカー様。一緒にあたらしいガレージドアを作りませんか?

Jr


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