今年のサイクルロードレースサポートカー

2014年10月20日 11:09

昨日宇都宮で開催されたジャパンカップサイクルロードレースの観戦に行って来ました。海外大物選手が急遽DNSになり正直日本中がガッカリ落胆していましたが、蓋を開けてみれば8万人の大観衆が押し寄せ会場は賑わっておりました。

詳しいレースのレポートは専門サイトに譲るとして、一新されたサポートカーを紹介しましょう。ただ本場欧州のレースでは各チームが自動車メーカーと契約をして様々なサポートカーが見られます。前にも紹介しましたがTEAM skyはジャガーを使用しています。今回、来日に合わせてTEAM sky仕様のジャガーが日本でも作られたのですが・・・

tdf14sky.jpg

ジャパンカップはスバルの提供なのでサポートカーも基本的にスバル車。みんなお揃いになります。

2014jccrr1.jpg

レガシーからレボーグになったところがちょっと目新しいところかな。



会場でひときわ目を引くMAVICのサポートカーもレボーグが導入されましたが・・・



これだけの規模のレースとなると1台ではカバーできないのでレガシーも現役でがんばっています。



狭いコースの中でパンクなどのトラブルをした選手へいち早く駆けつけるにはオートバイの方が向いています。MAVICではスズキ・バンディットベースのモトサポートも導入済み。



一社提供のサポートカーと違いオートバイの方が個人持ち出しの場合が多いのでバリエーションがあって面白いです。



集団先頭を走るKawasaki 1400GTRでした。選手がオートバイのスリップストリームに入らない距離を保ちながら、観客に囲まれた狭い峠道を2人乗りで走り続ける・・・安定したスキルと集中力が試される仕事ですね。タンデムシートにはカメラマン、フォトグラファー、状況を黒板を使って選手へ伝える方だったり多様。その方々の仕事を上手く運ぶような気遣いも必要ですしね。選手の集団が駆け抜けた後に、このようなサポートカーに注目するのもなかなか面白いのです。



最後にこのレースでの引退を発表した宮澤 崇史選手の笑顔で。母親に肝臓の一部を生体移植で提供しながらもトレーニングを続けオリンピック出場、全日本チャンピオン、本場のトップカテゴリーチームと契約して走り続けた選手です。2011年のミラノ〜サンレモは本人にもファンにも忘れられないレースとして心に刻まれました。お疲れさまでした。今後の活躍も期待しています。

Jr


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コメント

  1. COS万歳! | URL | zdvXpt9s

    やはり居ましたか・・・。

    自分は選手の宿舎になってるところで
    芝刈りしていました。
    1日ヘリコプターの音に悩まされました。

  2. ブログ管理人「Jr」 | URL | -

    Re: やはり居ましたか・・・。

    えっ!?ってことはホテルニューイタヤですか?しかし芝刈り・・・えっとそんなお仕事請け負う職種でしたっけ?(笑)

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