2014年12月17日 11:33

奥に見えるのはハウスインナー®のモックアップモデル(単管パイプ製)
メカニックの人数の対して、それなりに2柱リフトが設置されているような工場だったので自分が楽な姿勢で整備するようにしていました。ドラムブレーキの整備だって目線の高さに合わせれば楽だし効率もあがります。部品が単体になる場合は作業台まで持って行くとかね。CS放送で海外の整備やカスタムの風景を見ていても床で作業をしている人なんていませんよ。日本人は畳生活に慣れ親しんでいるからってのはあるんだろうけど、畳の需要は減ってるしイスで生活してる人の方が大半でしょ?作業環境を整える事に無頓着な人って多い印象があります。

そんな経験があるからハウスインナー®の自転車整備ラックは整備しやすい高さを考えてデザインしました。吊り下げる方式なので力のかかる作業は苦手ですけど、それ以外の調整や整備の方が頻度は多いはず。

その他の作業もこうやって作業台の上で行ないます。これはTUタイヤをホイールに貼付ける作業ですが床でやっている人が多いんじゃないかな。自転車のホイールで言うと振れ取りなんかはしっかりとした作業台がなければ床でやった方がいいってのもあると思いますが・・・そこで作業台に求められるスペックって決まって来ますよね。

溶接作業を行うなら鉄の天板が欲しいだろうし、どれくらいの重量物を載せるかで剛性も決まって来るでしょう。ワークの大きさも、作業の精度も関係して来ますね。万力や電気スタンドを取り付けられるように考えておくのも結構大事。

この折りたたみテーブルはノートパソコンの操作くらいしか考えていないので、ホームセンターで手に入る簡単な部品でDIYしました。もちろんハウスインナー®ならもっと頑丈な作業台が設置できます。折りたたみ式の作業台・・・開発中です!
Jr

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