2015年02月26日 08:00
自転車の全面投影面積なんてたかが知れてるんですよね。空気抵抗はバカにできないけど空気抵抗のほとんどは動力である人間です。
ですから最大パワーを継続的に出しながら空気抵抗を受けないポジションを探し出します。その上で相手よりも0.01秒ゴールラインを先に通過する為にパーツ単位の空気抵抗を削る訳です。100km同じ条件で走って1秒違いますってのは普通のサイクリストにとってはどうでもいい事だけどプロライダーにとっては天国と地獄の差がある訳です。

最高スピードチャレンジのオートバイは操縦する人間を含めた空気抵抗との戦いと言った意味で非常にストイックなカタチをしていますね。
昔だったら空力はスポーツカーの為にある技術のような感じでしたが、エコカーなんは自転車に近い必要性がありますよね。燃費向上へのアプローチ。市販車ベースの競技車両なんかはホモロゲ取得のために公道では無駄に大きな羽根が付いてたりしますが外した方が軽量化にもなるし燃費が上がるかもしれませんね。
こんな話しをしてみたのは、今朝漠然と電車って四角いなぁーと思ったから。新幹線とかは別ですが在来線は長方形の箱でしょ。

空気抵抗よりもそれ以外の要因で効率を考えれば当然の結果なんだと思いますが、日頃から軽量化と空気抵抗軽減を考えて自転車部品を見ているので凄く気になってしまいました。架線から継続的に電力が供給されていれば動く乗物と比較するのは根本的におかしいのは分かっているんですけどね。

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