2015年04月07日 08:00

そんな週末はガレージで乗物のメンテナンス。酷使した部品もしっかりと手を入れてやれば答えてくれる。

自転車のハブベアリングの清掃とグリスアップをしました。規格品のシールドベアリングを採用しているメーカーが多くなりましたが、シマノはいまだにカップ&コーンのボールベアリングを採用しています。リテーナーも付いていない部分もあるので分解するとボールがコロコロ・・・いろいろ利点があり頑にこの構造のままです。ユーザーとしては好みのグリスを試したり、当たりの調整をしたりと手を入れる喜びが味わえるのも楽しみなんですよね。

この手の細かい構成部品をバラスには広い作業台とこのような金属製パーツトレーが必須。洗浄するにも給油するにも便利なのです。埃が舞う床で作業なんて精密部品によくないし、作業姿勢も悪いしダメです。

組み立てにはトルクレンチを使います。仕事で工具を四六時中触っていた時にはトルクレンチって特定の場所にしか使っていませんでしたが、感も鈍っているのでトルクの指示がある部分は極力使うようにしています。
写真の下の大きいのがスナップオンのトルクレンチ。自動車のホイールを締めるくらいの大きなトルクを。自転車だとリアカセットギアの取り付け(40Nm)なんかに使います。
上の小さいのがKTCのデジラチェ。デジラチェの方は自転車のカーボンパーツなど繊細なトルク管理が必要な部分に。今回はハブのロックナットのトルク管理に使用しました。どちらも計測できるトルク値の範囲が違うのでそれに応じて使い分けます。

しかし、このスナップオンのトルクレンチは刻印された数字が読みにくい・・・メッキがかかっているので反射してよけいに見えません。その点デジラチェは大きな液晶で見やすいですね。肝心な所で電池切れしなければ(笑)さぁ、電池買ってこよう。
Jr

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