GRUDGE MATCH

2015年06月04日 08:00

邦題はリベンジ・マッチ。イタリアの種馬 VS 怒れる牡牛・・・そうロッキーのスタローンとレイジングブルのデニーロ・・・現役時代1勝1敗だった両者は30年の時を越えて激突します。パロディーでしか描きようのない映画ですが、往年のファンであれば皆が幸せになれる映画です。わかりやすいお約束通りの脚本。ロッキーのセルフパロディーなんて出血大サービスもありますよ。それでいて親子の絆まで描かれたりして笑って泣ける作品でした。きっと40歳以上じゃないとダメだと思いますが(笑)

Cadillac Escalade
Cadillac Escalade

ビリー・“ザ・キッド”・マクドネン(デニーロ)は引退後レストラン(バー?)と自動車ディーラーを経営しています。リングを降りても持ち前の調子の良さで経済的には成功している彼の愛車はエスカレード。

一方、造船所で黙々と働く寡黙なシングル男のヘンリー・“レーザー”・シャープ(スタローン)は、小さな平屋に住み、趣味と言えばスクラップを溶接してネズミに見える犬的なマスコットを作るくらいしかなくクルマを持っている雰囲気はまるでなかったのですが・・・

1967 FORD MUSTANG
マスタング

あるキッカケでガレージからマスタングを引っ張り出して来ます。かなり唐突に(笑)もう、なんだかめちゃくちゃ嬉しかったですよ。ボロいトラックの方が説得力がありそうですが、ココはやっぱり古いアメリカン・マッスルを用意する。わかってるなぁー。

2013 Porsche 911 Carrera Cabrio
z9999.jpg

お調子者の若いプロモーターはこの伝説的なリベンジマッチが開催できる事をしって、それまで乗っていたボロいビュイックを捨ててPORSCHEに乗り換えます。うーん、わかりやすい。

またホンダのシビックの使い方も新しい方のダッジ・ダートの使い方も良かったですよ。レーザー(スタローン)が特訓する場所が近代的なジムではなく、スクラップヤードで大きなタイヤを転がしたり、トレーラーをひっぱったりと、ロッキーよろしく身の回りのもので鍛える描写なんかもあります。スクラップ置き場ですから三菱のエクリプスとかが積んであったり探すとまだまだあるかもしれません。

しかし、マスタングが出て来た時の多幸感って言ったらなかったですね。マスタングの特にファストバック好きは必見です。

Jr


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