環境問題の旗印

2015年11月11日 08:00

先日こんな記事(ヒストリックカーへの愛着と環境問題との分かれ道)を見つけて48PRODUCT Facebook ページにリンクした所多くの方に「そうだ!そうだ!」と賛同をもらった気がします。ネット回線を通じて感じました(笑)

有鉛ガソリンの販売中止に伴って、国が買い替えのための補助金を出したこともあり古い車が一掃され、貴重なクラシックカーも多く海外に売られてしまったこと。これは文化の喪失でもあると思ったACI(イタリア自動車クラブ)を初め多くの団体が古い車の自動車税撤廃を政府に求めてきたのだ。


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ドイツやスイス、英国などで様々な優遇措置がある事はこのブログでも度々お伝えしてきました。ヒストリックカーを近代遺産として個人が保存する事を国として奨励して補助しています。

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日本でもエコカーへの買い替えを促すため、新規登録から13年経ったクルマを廃車にする変わりに補助が受けられる自動車メーカー優遇措置CO2排出ガス低減への取り組みを行ないましたよね。これによりまだまだ十分使える未来のヒストリックカー候補がスクラップにされた訳です。「MOTTAINAI」を美徳だとか持ち上げたりする割には・・・ねぇ。

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メーカーががんばって作ったエコカーを対象に減税するのとセットでちょい古いクルマを増税・・・バランスで考えればあってる!?それはあまりにも視野が狭い話じゃないかな。サンダー(オランダのカーガイ)の言っていた「古いクルマはもう十分税金を払って来たでしょ?」ってのはシンプルにそうだよなぁと思いました。

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若者が構造がシンプルで古く安いスポーツカーに乗るなんて当たり前だった光景。学生時代の友人は古い後輪駆動のスターレットやAE86にシルビアなんかに乗っていました。今ならシルビアや180SX、ロードスターなんかがいいのかもしれませんが、増税でコスパが悪いと敬遠されるのかもね。

ケータイなどの通信費で精一杯なのになんだかんだで250万円もするスポーツカーを発表して「若者にスポーツカーの楽しみを!」って・・・変なキノコでも食べちゃったのかもしれませんね。

Jr


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