ハウスインナー®の開発過程

2015年12月22日 12:30

昨日の記事を書くに当たり久し振りに初期段階のハウスインナー®を写真で見返しました。基本的の構成は変わりませんが恐らく開発者しか分からない細かい部分の変更点があり、試行錯誤した時の事を色々思い出しました。

ハウスインナー®

皆さんに見てもらってもこの段階ではあまり変わりがないので面白くないかな・・・と思い、もっと前の実験段階の写真を載せてみます。アイデア構想からそれを現実の世界に1/1で表現したモックアップってやつですね。

ハウスインナー® モックアップ

単管パイプ(足場材)で試作をした事はよく説明していますが、実際はこんな雰囲気でした。パイプの連結は足場組する際に用いるクランプではなく、専用のジョイントを採用しました。これが差し込み代が少なく組んでると反対側が外れたり・・・結構危ない思いをした事がハウスインナー®の組み立てを想定した設計に活かされました。

ハウスインナー® モックアップ

単管パイプのシルバーも無骨で好きなのですが、塗装をしたらどんな風に見えるのかもこのモックアップで確認しました。まずは定番の赤をベースにレーシングストライプをイメージしたグラフィックに。ガレージで主張する色がいいのか、それとも溶け込む色がいいのか・・・存在感の出し方について悩みました。

ハウスインナー® モックアップ

回転格納式の工具箱の構想もこの段階で有効なのかをチェック。(右下シルバーボックス)その他にもすぐ手に取れる所に道具が整理整頓されていると暮らしがどのように変わるのか・・・そんなコトも体験ができました。

ここまでが2011年の夏の出来事です。モックアップ製作から約1年の検証期間を経て企画・デザインと設計を練り翌年の年末に試作第1号が48PRODUCT LABに運び込まれ組み立てられた訳です。

hi_no1.jpg

ココから3台の試作を繰り替えします。(部分試作は除く)ちなみのこの試作1号機はJrのガレージに設置して使っています。そして今とほぼ同じ構成になったのが4台目に完成し、それを持ってガレージングEXPOに参加しました。

ハウスインナー®を展示していると細かい所をずーっと観察している人がいます。「これなら俺でも作れるや」と言い残して去って行きます。是非DIYでやってみて下さい。私たちもそこを通って来ましたから。確かに外観形状だけならコピーはできるでしょう。残念ながらそんなものは世の中にいくらでもあります。このblogを読んでくれている人にはお分かり頂けるでしょう、大事なのはハウスインナー®によって区切られた空間。その空間をどうやって使えるか?そこまで考えが至ると形状だけ真似ても何も始まらない事に気が付くでしょう。もちろんただロフトを造りたいなどの単一で恒久的な目的は果たせるかもしれませんけどね。この辺を語り出すと長くなるので一旦これにて終わります。

シンプルに見えるハウスインナー®ですが、このような過程を経て現在に至ります。昔からこのblogを見ていて下さる方には耳にタコかもしれませんね。年末ですしお許し下さい。

Jr


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