働くクルマ

2016年02月24日 08:00

通勤中に見つけた警視庁機動隊の指揮車兼広報車かな?

警視庁 機動隊 車
ここまで緑にしたら散光式警光灯の脚も塗ってやればいいのに

ベースはトヨタ・ハイエース。スーパーロングワイドハイルーフって一番長くて幅広くて背も高いクルマです。ダッジのバンと並んでも遜色ないくらいに大きいので働くクルマのベースとしてはエース的存在。

その車体にこれだけ立派な屋上デッキを設けているんだから凄いですね。通常、自動車は横転しないように左右35度まで傾けても大丈夫なように設計されています。例外もあってこのような8ナンバーの特種車両だと30度まで堪えられればOKです。そう考えるとこの屋上デッキはゴツイけどアルミを多用して軽く出来てるんでしょうね。

TOYOTA Hi-ACE

こっちは一般的によく使われるサイズのハイエースです。これはテレビ中継車ですね。地元のお祭りに来ていました。テレスコ式油圧ポールを装備していて、それを伸ばして電波を放送局や中継基地に飛ばします。これも重心が上に来るし、ワイド車ではない(トレッドも狭い)ので転倒角度を確保するのが結構大変。

TOYOTA HIACE

特種と言っても救急車くらいになると同じ仕様で沢山作るのでメーカーがしっかり専用仕様で設計してカタログもあったりします。救急車のべースを売ってくれるとキャンピングカー作るのも楽なんですよ。発電量は大きくなっているしいろいろ利点があるんです。

TOYOTA HIACE

ハイエースほど様々な使い方をされているクルマってないかもしれませんね。個人ユースはもちろん趣味から仕事まで。個人的にハイエースの特種車両製造を何台も関わった事があります。実は外観ではなく室内が本当は面白いんです。限られたスペースの中である特定の仕事を効率的に行なうための設え・・・これってハウスインナー®を考える上でとても役に立っているんですよ。

Jr


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