カタログ燃費数値の闇

2016年04月22日 08:00

三菱自動車が日産自動車と共同開発をしている軽自動車において燃費試験における不正な行為、操作をしていた事が判明しました。(参考:三菱自動車プレスリリース
これからどの段階でどのように不正が行われたのか明らかになると思いますが、2000年に問題となったいわゆるリコール隠し事件を販売店整備士として苦労した身としてとても「なんで、また・・・」と言葉もありません。
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その該当車種の名前を聞いてもどんなクルマなのか頭に浮かびませんでした。モーターショーの写真を見返しても、スズキやダイハツの軽自動車は何枚も撮影しているのですが、三菱は一枚もなし。私の勉強不足もありますが、話題性も乏しく、存在感も希薄になっていた事でしょう。

三菱はカタログ数値をよく見せる為に不正を行いました。
実感としてカタログ燃費と実際の燃費に違いがある事は皆さん理解しているでしょ?購入者の中で「実際は燃費悪いじゃないか!」って相談していた人はどれくらいいたんでしょう。

カタログ数値を良くすれば売れるけど、それで実際はその通りじゃなくても文句言う人はあまりいない・・・

これはメーカーにとっておいしいですね・・・闇がここにあるのかも。

1982 MITSUBISHI JEEP

不正を行った三菱を擁護する気もありませんし、購入された方は騙されたと怒りを覚えるのは当然でしょう。しかし、カタログ数値と実際は違うって事を当たり前と社会が容認していたのも問題なんじゃないかな。きっと燃費測定の数値をよくするテクニック、ノウハウがたっくさんあるんですよ。不正ではないけどそれはズルいんじゃない?ってギリギリのものが。JC08モード燃費などの測定方法と実際燃費の違いを測定して公表する消費者団体が日本にも必要なのかもしれませんね。

参考:JC08 モード燃費 - 国土交通省
参考:国交省と環境省、国産ディーゼルモデル6台の排出ガス路上試験結果公表

Jr

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「そのクルマ燃費どれくらい?」
こんな質問をよく頂きます。正直把握していません(苦笑)燃料メーターの信頼性に乏しいクラシックカーなんかは把握しておく必要がありますが、最近のクルマを私の使用状況で普段使いしている分には細かい燃費を毎回把握する必要性を感じませんでした。把握した所で運転を変える事もないですから。それよりも燃費よりも優先する所があって、三菱の「i」を購入しました。

MITSUBISHI i

エンジンをリアにマウントする事によってフロントの足回りはスペースに余裕が生まれ理想的な配置がなされました。クラッシャブルゾーンもしっかり設計できて安全性も高まりました。きっと燃費は今の低燃費車に比べたら悪いし、荷物もあまり載りません。(必要充分だと思いますが・・・)それでも乗っていてストレスのない楽しいクルマでしたよ。

新車で購入して、今はもう手放してしまいましたが次は過給器付きを所有してもいいなぁ。一連の不正問題で相場が下がったら買いですよ。既に電気以外は中古車しかないのが残念ですが。

どっかの誰かがレビューしたり、計測してくれた数値を参考にするのも大事ですが、自分の感覚で「これが好き!」って言えると、自分の責任でいろいろなモノを選べるし、失敗しても経験として蓄積していくんじゃないかな。これなら裏切られた・・・とかってのはありません。

もう一度言いますが不正を擁護する訳ではありませんよ。でも条件(気温、風、タイヤ空気圧、エアコンのON/OFFなど)で簡単に変わってしまう数字をコンマいくつまで気にして比較するのってあんまり意味のある事じゃないですよ。もっと違う所でクルマを選べる感覚があった方が幸せじゃないかな。

もう一回言っておくか・・・不正はダメです、絶対!

Jr
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