2016年06月23日 08:00

この写真は一昨年MTBで訪れたとある廃道です。足尾と日光を結ぶ運送路として使われていたようですが、明治24年に馬車鉄道が開通し放棄されたとの事。写真の箇所は一番状態の良いところでそれ以外は自転車を担いで沢を何度も渡り、隈笹の群生地を道をロスとしないように進むような感じでした。時々石垣などを見つける事ができてかつてあった人の気配にゾクゾクします。

先日辿った国道17号も、越後から江戸に向かう為に山脈を越える最も効率の良いルートだと思っていましたが、実は清水峠を越える国道が今でも地図には残されているとか。更にその道の周辺は上杉謙信が使った最短のルートなんかもあるなんて知ると興味は尽きません。
【参考】山さ行がねが 国道291号 清水峠

1950年代に新潟県長岡市で乗っていたこのフリートラインも東京への往復では三国峠がまだ狭くずと迂回したと聞いています。
【参考】山さ行がねが 国道17号旧道 二居峡谷
近代遺産になり損ねた夢の跡。クラシックカーにもそれぞれにストーリーがあるように道にもストーリーがありますね。古地図を携えて散策する人の気持ち分かる気がします。
Jr

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