2016年11月16日 14:27

アクセルとブレーキの踏み間違えや判断力や運動能力の低下など原因は一つではないのでしょう。踏み間違えをしない構造のアクセル&ブレーキのシステムが紹介されていますが、あとから取り付けると数十万の費用がかかるそうです。自動ブレーキの導入コストも下がっているようですが、全てのクルマに用意されているわけでもなく、また愛着を持って使っている所有のクルマに取り付けられるものでもありません。
免許返納の呼びかけなどもしているようですが、自家用車がないと生活がとても不便になる地域も多く、それに代わる手段がないことにはなかなか難しいでしょう。
それよりも返納が難しいのは、私たちのようにクルマを単なる移動手段以上の愛着を持っている愛好家なのかもしれません。いつ運転を引退するのか・・・さらに大事に所有してきた愛車を安心して引き継げる先などどんな風に決断するんだろうか?

幸手クラシックカーフェスティバルに参加していてそんなことを考えていました。このようなクラシックカーのミーティングは地域の行政の協力もあって開催することがほとんど。その中で交通安全への啓蒙なんてこともお約束のように書かれています。それに向けて具体的なアクションとして高齢者の免許返納に協力できたら・・・すごくデリケートな問題だってことは認識していますが、だからこそ愛好家が取り組むべき社会問題なんだろうと思います。
ラジオのニュースでお寺の住職が免許を返納したことを扱っていました。(広がる免許の自主返納、免許保有率トップの県でも TBSニュース)例えばクラシックカーミーティングでドライバー引退式なんてできたりね。僕らはそんな先輩方に敬意を表し、同時に将来の姿をそこに重ね合わせるんでしょう。
愛車のチャリティーオークションなんかも一緒にできたらどうでしょう。金額じゃなくて、欲しい人の思いを汲んで譲り渡せるみたいなのもあったっていいのかも。
現在、インターネットの発達で気軽に愛好家同士が情報交換をして、さくらモーニングクルーズのようなオフーミーティングの告知も簡単にできます。個人がオークションで貴重な部品を売り買いできるようになったので、以前ほど部品交換会へのワクワク感もなくなりました。
その中で年に一度各地で開催されるクラシックカーフェスティバルはどんな役割を担うのか?参加基準がすごく厳しかったり、誰もが憧れる栄誉ある賞が狙えたり、副賞が魅力的だったり・・・まだまだ考えはまとまっていませんが、愛好家の高齢化といわゆる若者のクルマ離れに対してアプローチすることもひとつなんじゃないかと思います。
Jr

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コメント
五条銀吾 | URL | ouWpzvkg
ミーティングの存在意義
はじめまして
ミーティングの検索で辿り着きました
高齢者の事故は報を聞く度に胸が痛みます
免許返納のお話し、簡単に口に出せないデリケートな話題ですが、
それをミーティングの場で荘厳するというのは良いアイデアですね
ただ、愛好家ゆえに手放したがらない気もします
実際、私の場合はどうかと自問すると「一生現役」と思いたいでしょうね
簡単に解決する問題ではないでしょうが見て見ぬふりをしていても前進しませんね
旧車やミーティングの意義と併せて考えていたいものです
( 2017年10月21日 10:17 [Edit] )
ブログ管理人「Jr」 | URL | -
Re: ミーティングの存在意義
月一のミーティングに関わるようになり、年に一度開催されるミーティングの意義について
いろいろ考えています。
私自身も考えはまとまっていませんが、一生現役でありたいと願う愛好家こそが取り組むべき
なのではって考えは変わりません。
また自分が思い入れたっぷりに大事にしてきたクルマをどうするかって事も先輩方を見ていて
いろいろ思うところがあります。単純な相場でビジネス的に処理される事が良い場合もあります
が、金額ではない部分で引き継ぐって感情もあるでしょう。
私のまとまらない考えの意図を汲んだコメント大変嬉しく思います。ありがとうございました。
( 2017年10月23日 10:51 )
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