2017年01月25日 08:00

当時は限定解除(大型自動二輪)の免許を取得するのは非常に面倒なものでした。なにしろ一発試験しかなかったなんて信じられない世代の人も多いのかもしれません。オートバイ誌には、試験にチャレンジするライダーの体験談の投稿コーナーなんてのもありましたよね。
元々は普通自動車免許があればオートバイも乗れた時代もあり、次に(排気量の限定がない)オートバイの免許ができて、私が取得するずっと前には排気量別の免許制度が確立していました。その理由は事故の多発、暴走族の問題など社会問題が背景としてあったと理解しています。それなのに、なぜ教習所で大型自動二輪の免許が取得できるようになったのか?
それがアメリカからの圧力だったなんてのは若い人には信じられないのかも?

ちなみに高速道路の二人乗りも同時期にできるようになりました
平成6年(1994年)の資料がネットに残っています。駐日アメリカ大使館を通じて自動二輪の規制制度の改善を要求したことが記されています。こんなんで覆るなんて呆れてしまいますよね。今まで何だったんだろう?って。事故が多いから乗せない。臭いものには蓋をしろって感覚だったのか。白バイの権威を保つためか?
とにかくこれによって私も1997年には大型自動二輪免許を取得できたわけです。

あっという間にツーリングは大型バイクばかりになりました
アメリカの大統領が変わりました。アメリカを再びグレートにするためにアメリカ人を雇いアメリカ製品を買え!と高らかに宣言しています。そのスローガンが書かれた帽子は「Made in China」ってところもあって何を要求してくるかわかりません。

ついにFORDが撤退するなど日本ではアメリカのBIG3は日本で存在感がありません。アメリカでは日本車を過剰に保護していると言っていますが、別にアメリカ車に関税がかかっているわけではなく、単純に使用環境に適合しないのが主な理由(ボディーサイズが大きい、燃費が悪いなど)でしょう。なので大型自動二輪のようにどちらも納得できるようなアイデアがあるのか難しいところ。
私たちのようなクルマ好きにとってはうまい事大排気量車の税金が安くなったりしないかな・・・ミラクルを期待してしまうのですが・・・環境問題が深刻な状況でそんな事はないですよね。5,000cc以上V8に限り自動車税を減税します!なんて夢のような要求が通ったりしないかな(笑)
Jr

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