メカニカルドーピング

2017年01月31日 16:02

昨日ですが「強豪スカイやアームストロング氏に隠しモーター使用疑惑、米報道」なんてニュースが飛び込んできました。朝のTVニュースでも取り上げられていて驚きました。ちょうど1年前にシクロクロス世界選手権でベルギーの選手が自転車フレームにモーターを仕込んでいるのが見つかり処分が下されました。

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今回は薬物ドーピングでLe Tour de France7連覇を剥奪されたランス・アームストロングや現在の絶対王者クリス・フルームらも使っていたんじゃないかと言われています。薬物に関してはグレーな部分がたくさんあるのでルールの範囲ギリギリで使っている選手はまだいると思います。でもメカドーピングはどうなんでしょうね?

TOYOTA CELICA GT-Fore ST185

1995年にトヨタのWRCチームがレギュレーシン違反を犯してポイントの剥奪、翌年の出場停止になったのを覚えている人も多いでしょう。吸気制限を解除できるカラクリで自転車選手で言うと気管支拡張剤(喘息薬)みたいなもんかな。効果は自動車のエンジンの方がすごいと思いますけどね。目まぐるしくレギュレーションが変わるF1でも解釈の違いを逆手にとるようなアイデアで他を出し抜くようなマシンが出てきたりして面白かったりするのですが、それとは次元の違う安易なペテン行為はそのスポーツの価値を落とし、結果的に自分たちの不利益になることでしょう。

TEAM SKY
フルームの所属するTEAM SKY

まだ疑惑の段階ですが、このニュースが飛ばし記事であることを願うとともに、検査の厳格化、新たな方法が必要なんでしょうね。

※ 現在でも無線スキャン装置や馬用のレントゲン装置などを使って検査することがあるようです。

Jr

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