2017年04月18日 08:00
「エアフリーコンセプト」を用いた新しいデザインの自転車用次世代タイヤを開発
株式会社ブリヂストンとブリヂストンサイクル株式会社は、タイヤの空気充填を不要とする技術「エアフリーコンセプト」※1の実用化に向けた取り組みのひとつとして、自転車用次世代タイヤを開発しました。今後、市場性評価などを進め、2019年の実用化を目指します。
ブリジストンニュースリリースより

ブリヂストンサイクル株式会社
従来の空気を充填するタイヤに変わり樹脂スポークとゴムトレッドを組み合わせた次世代タイヤを自転車にも採用するそうです。樹脂スポークのたわみをコントロールする事によりサスペンション効果も得られて面白い乗り心地になりそうですね。空気抵抗がかなり大きくなるのでスポーツサイクルには向かないと思いますが、短い距離しか走らなかったり、電気アシストとの組み合わせでかなり効果を発揮しそうです。

このエアフリーコンセプト、一足先にモーターショーでも自動車向けのコンセプトモデルが発表されていたので見覚えのある方も多いかもしれません。

電気マイクロカーのコーナーにもダンロップから似たようなコンセプトのタイヤが出ていました。自転車だと空気抵抗が気になりますが、4輪であればホイールカバーで空気抵抗は気にならなくなるし、紫外線による劣化も防げるでしょうね。

こちらはエアフリー・・・と言うか無酸素状態の宇宙空間で活動する探査機のモックアップモデル。これに装着されたタイヤは金網製でした。
クラシックカーだろうと現在のスーパーカーだろうと空気でゴムを膨らまる構造は変わりありませんでした。チューブがなくなったり、ラジアルになったり、ランフラットタイヤが生まれるなどの進化はありますけどね。自動車が地上からちょっとだけ浮いて走る世界はまだ先になりそうですが、その前に空気を入れるって事が当たり前じゃなくなる世界がやってくるのかな?
※ フォークリフトや一部の自転車にはソリッドタイヤと呼ばれる空気の代わりにゴムが充填されるタイヤも例外的にありますね。
Jr

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