やってみたいからやってみた

2017年06月08日 08:00

自転車のフレームが割れてしまったらどうしますか?その自転車の素材によりますね。一般的には鉄のフレームなら持ち込んで破損した部分を差し替えて修理する何て事が可能です。素材がカーボンモノコックだとどうでしょう?業者さんに持ち込んで修理するのもありですが、場合によっては何とか自分で補修できる事もあります。

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幸いな事にクラックはまだ小さく、コインによる打音テストをしても剥離は広がっていない感じだったので簡易補修を決断。DIY欲が高まってしまいました。

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昔、FRPの部品製作をやった事があるので、その経験を頼りにネットで情報収集。ガレージにある道具と材料、環境で作業が可能であると判断。そこでカーボンシートとエポキシ樹脂を用意しました。

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肝心なシーンは手がベトベトで撮影できませんでしたが、苦戦しながらもエポキシ樹脂を含浸したカーボンシートを巻きつけました。ダンボールで囲ってヒートガンで温めます。

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圧着に使った素材を間違えてしまいカーボンにビニールが張り付いてしまいましたが、エポキシはしっかりと硬化しました。ここからサンダーで足付けして塗装します。

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ガレージにあったつや消し黒スプレーで塗装。一応完成です。次やるとなればもっと上手にできそうですね。今回の失敗は十分つぶせます。

カーボンの補修は、特別な設備はいらないので、やる気があれば手を出せますが、しっかりと強度を出す事を考えると難しいですね。表面的な美しさ、出来栄えについての成否は判断できても、肝心な内部の状態(少ない樹脂で気泡を完全に押し出せたか?)はわからないからです。良い子は真似しないように!(笑)

アメリカーンな修理方法としてコイツも気になります。何か機会があったら試してみましょう。



思いついて、やってみたいからDIYに挑戦してみました。そんな事ができるのもガレージのようなスペースがあるからですね。ガレージまでいかなくても好きな事ができる工作部屋は暮らしをきっと豊かにしてくれますよ。

Jr

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