自転車の再塗装 新たなストーリー

2017年09月19日 11:27

シーズンインを間近に控えたシクロクロス。私の自転車フレームは体格やスキルに合わせて設計・製作されたオーダーメイドフレーム。いわゆるビスポークバイクってやつです。フルオーダーと聞くととても高価に感じるかもしれませんが、スチールフレームならそうでもありません。カーボンファイバー製フレームが当たり前の時代ですが、スチールならこんな楽しみ方もあります。

フリートライン シクロクロス

そのフレームのカラーリングは48PRODUCTの象徴的クルマ「1948 Chevy Fleetline」をモチーフにしたもの。オーダーフレームなのでカラーリングも自由。無限の選択肢がありましたが、何か自分と関連がないと飽きてしまいそうなのでガレージのボスであるフリートラインに敬意を表してこのカラーにしました。

このカラーリングで3年走りました。泥だらけになら洗車の頻度も高い使用状況でもありつや消し塗装部分は若干のヤレが目立ってきました・・・が、それよりも気分転換の意味の方が強いかな。新たなシーズンを迎えるにあたりリペイントをしました。

Spruce Green
austin_cxgreen.jpg
1955 Austin Healey 100

今回は1955 Austin Healey 100の純正カラーからスプルースグリーンを選択しました。自転車のカラーリングにもトレンドがありますが、それに捕らわれずオーソドックス雰囲気を大事にしたかったので、その気分にもピッタリな色。

DSC_0030.jpg

ただ、単色塗りではなく、フレームヘッド周りをヒーリーの軽量アルミボンネットのイメージでシルバーを取り入れました。自転車フレーム塗装では昔からあるグラデーションによる塗り分けですが、シルバー部分は塗装ではなくスチールのポリッシュ仕上げとしてあります。ヒーリーのアルミボンネットも磨きのみですから、素材は違えどコンセプト的には統一感が出ていると思います。カッコイイとかカッコワルイとかを超えた価値観、ストーリーを盛り込む事ができました。細かいパーツアッセンブルはまだまだ従来のままなので交換したい部分もあり、しばらくは楽しめそうです。

私たちが扱うハウスインナー®にもオーダーでカラーリングを変更するサービスがございます。このバターミルクイエローとか良い雰囲気でした。たとえそれが無機質な工業製品だったとしても思いを乗せる方法っていろいろあるんですよね。

Jr

ssalebaner.jpg
自立式空間構成フレーム「ハウスインナー®」発売中!


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