2017年12月14日 11:29
8月に発表された通り、マツダはNA型と呼ばれる初代「ロードスター」レストアサービスの申し込み受付を13日に開始した。
メーカー自ら、過去に販売された車両のレストア(復元)を手掛けるこのレストア事業は、ファンの「NAロードスターを永く乗り続けたい」という愛情と熱意、そしてマツダ社員の「長く愛されてきたクルマを愛でる文化を育てたい」という願いによって、2015年11月から検討が始まったという。タイヤやソフトトップなど、生産終了しているパーツの再供給に取り組むと同時に、マツダ社内の施設は欧州でクラシックカーの評価・認証サービスなどを提供するテュフ ラインランドの日本法人からクラシックカーガレージ認証を取得。第三者機関によってレストアの品質を保証する体制を整えた。そして実際にオーナーの愛車を預かる前に、"レストアトライアル"として既に3台のNAロードスターのレストアを手掛け、ファン・ミーティングで展示しながらファンからの意見聴取などリサーチを重ねて来た。
マツダ、いよいよ初期型「ロードスター」のレストア・サービス受付を開始 外装修復のみなら250万円から(レスポンス)

この基本メニューに追加する形で、インテリア(70万円)、エンジン&パワートレイン(80万円)、シャシー&サスペンション(40万円)、エアコン(25万円)の修復や部品交換、そして復刻タイヤ&アルミホイール(20万円)という各オプションを選ぶこともできる。
「フルレストア」は基本メニューに全オプションを含んだもので、価格は485万円となる。
フルレストアメニューをお願いするかどうかは別として、生産終了しているゴムやプラスチック部品などを購入出来るだけで私たちにとって大きなメリットになりますね。

古い車を所有するにあたり心配なのは部品の供給体制。どうしても国産車はこの点で不安が拭えません。車種にもよりますが、アメリカや英国の車はリプレイスメントパーツが豊富で注文すればすぐに手に入る事も多いのです。ここでは日本のもったいない精神、古いものを大事に使う感覚は経済優先でないがしろにされてきました。

ホンダはNSXにおいてリフレッシュプログラムがあるし、NSR250Rの純正パーツ再販などもはじめました。この流れがどんどん広がっていくと良いですね。
Jr

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