2017年12月15日 11:36

新型は潔く捨てる部分もありつつ、シンプルにすることによって可能性が広がる部分を内包している・・・そんな魅力的なモノになる予定です。

昨日はこのプロト発注時に製作していた最大予定幅の梁部品を取り付けてチェックを行いました。奥行き900mmで幅が3600mm。梁のたわみや揺れ、組み立てのしやすさなどを主に見極めます。「こんな使い方をするなら、こんな補強を入れたほうがいいかな・・・」使い方は自由と言いながら、できるだけ使い方を想定して、その時に必要な仕様を組み込んでいくのですが、それをやりすぎると過剰装備になってしまうしね。この塩梅が腕の見せ所でもあるのです。

一番上の写真を見てもらうと脚の高さ調整機能を省いています。従来型では標準で設定していましたが、フラットな室内では必要のない装備だったんですね。しかし、水勾配があるガレージなんかではジャッキ機構は必要になります。それならオプションにしようと考えました。これもいわゆる塩梅のひとつです。
今年もあとわずかですが、改良点などを洗い出し、スケッチにして設計者、製造工場などとディスカッションしていきます。「まだですか?」と期待を込めて気にして下さり本当にありがとうございます。それに応えられるようなモノにできるようがんばります!
Jr

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