2018年04月05日 11:20
ワラーチとは・・・メキシコの先住民族ララムリの履いているサンダルで廃タイヤを自分に足に合わせて加工して作ります。そのサンダルを彼らはワラーチ(またはワラッチ)と呼んでいます。このワラーチが一躍有名になったのは書籍「BORN TO RUN 走るために生まれた ―ウルトラランナーVS人類最強の“走る民族”」やNHKの特集番組がキッカケでした。最新のテクノロジーを搭載し莫大な開発費とプロモーションを行っているランニングシューズを履いたランナーに、このワラーチを履いた彼らが勝ってしまったからです。
日本でも足袋をベースにしたランニングシューズの小説、それを原作としたドラマがありますが、この話のベースはBORN TO RUNで解説されている彼らのフォアフット走法にあります。
私もこの本に影響された1人でいろいろな関連書籍を読み、薄底のシューズに変えたり、走り方を意識したりといろいろトライをしてきました。今回良いタイミングだと思いいつも一緒に走っている仲間とプレワークショップの形で皆んながはじめてのワラーチ作りをやってみます。
作り方に関してはネットに上がっている先人の知恵を拝借。ララムリのように廃タイヤで製作した方が48PRODUCTっぽいのですが、今回は市販品のビブラムソールを加工して作ります。

まずは足型を取るところから。なんとなく余裕をもたせた大きさにしたくなりますが、ココはシビアに自分の足に合わせて線を引きます。

型紙を両面テープでビブラムソールに張り、ハサミやカッターで切り出します。

紐を通すところはポンチで穴を開けました。ここまでは簡単。一番のポイントやノウハウはここから。

それは紐の通し方です。私はサイトで発見した藤吉結びと呼ばれる一番シンプルな方法で。シューズの紐を使ってみました。調べてみると紐についても真田紐、パワコードを使う方が多く、更にヘアーゴムなどを用いハイブリッドに仕上げるのが脱ぎ履きもしやすくて良さそうです。擦れて痛い場合はシリコンチューブを使うなんて裏技もありそうですね。

とりあえず完成!その新しい感覚に歩いたり、走ったりするのが楽しい。クッション材をプラスしたり、結び方を工夫しながら自分にぴったりなオーダーメイドワラーチを追求するマニアの気持ちがわかりました。

ネットで探せば作り方が丁寧に解説されていますし、材料は通販で簡単に手に入ります。究極のミニマムランニングシューズ。興味のある方はぜひトライです。
Jr

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