2018年07月20日 11:43

そんなドライブを踏まえて、今回は「古い車が欲しいけどエアコンがないのが心配」そんな人に向けて真夏にエアコンのないクルマでどうやってドライブをしたのかを10か条にしてまとめました。
1. 三角窓を有効に使う

1966年式のブルーバードにはエアコンは付いていません。もちろん吊り下げ式のクーラーなんかもなし。空調設備と言ったら三角窓くらい。この三角窓、走行風を車内に取り込んでくれます。ドライバーに風が当たるように調整すれば汗の気化熱により体温の上昇を抑えてくれている気がします。走っていればかなり効果的。

三角窓がないならこんな工夫で乗り切りましょう。
2. シートとの間に空気の層を作る

人間は汗をかくことで体温を下げる訳で、背中は表面積が大きく、ある意味ラジエーターみたいなもの。そこがシートと密着するとかなり不快。そこでくのようなグッズでシートとドライバーの間に空気の層を作ります。タクシー運転手さんのシートには蒸れ対策で数珠シートカバーが掛けられているのを見たことありませんか?エアコン付きの車でも効果が実感できます。特にエンジンの上に座席があるようなキャブオーバーの車(軽トラやハイエースなど)にも有効ですよ。
3. 保冷剤を有効に使う

助手席足下に置けるくらいのクーラーボックスに保冷剤をたくさん用意して行きました。それをバンダナに巻いて首に巻きます。大きな保冷剤は背中に当てたりもしました。保冷剤の効果がなくなったらすぐに交換を繰り返します。
4. シャツはこまめに着替える
着替えはたくさん用意します。特にTシャツや下着などはドライ素材が好ましいですね。着替える時に冷たく感じるローションや汗拭きシートを使うと一瞬爽快感があってよいです。
5. 冷たい飲み物を用意
保冷剤用にクーラーボックスがあるので、そこに冷たい飲み物をいれておきましょう。補充する際にコンビニで売っている凍らせた飲み物を買うのがおすすめ。クーラーボックス内の温度を低く保つのにも効果があります。
6. 時間帯、ルートは計画的に
できれば気温が下がり、交通量も減る深夜に移動するのが好ましい。今回は一番暑い時間帯でしたが、走り続けられるルートを選択しました。高速道路を一定速度で走り続ければ風は車内に流入するし、疲労も比較的少なくなります。
7. 休憩はこまめに

暑いとどうしても頭がぼーっとしてきます。熱中症にならないようにエアコンの効いた所でまめに休憩をしましょう。
8. クルマもケアしよう

エアコンがないクルマ=古いクルマって事が多いと思います。人間もそうですが、クルマにとっても過酷な状況。事前の準備はしっかりと。特に古い外国車は何も対策をしないとオーバーヒートになる可能性が高くなります。故障したクルマを押している風景はドラマの中ではキマりますが、実際は地獄だし危険です。
9. ファンを付けてみる
今回はトライしていませんが、DC12Vで駆動する扇風機なんか定番アイテムでありますよね。今ならUSBバッテリーで動くのもあるかな。あとはメッシュシートカバー内にファンが装備されていて空気を流してくれるモノもあります。それらを積極的に導入するのもありでしょう。ひとつで劇的に改善するわけではありませんが、それらが積み重なって快適性を上げてくれるはずです。
10. 夏に慣れる
もう最後はこれしかありません。暑さになれるしかないのです。夏のはじめに運動などで毛穴を開いておいて汗をたくさん出す準備をしておきます。
番外 レンタカーを借りよう
人間諦めも肝心です。どうにかなる事とどうにもならない事がある。そんな現実を受け入れましょう。無理しても危険なのでエアコン付きのレンタカーを借りるのが正解です。週末のドライブくらいなら対策を重ねる事も可能ですが、毎日の事となるとエアコン付きの軽自動車を実用車として所有する、電車を使う方が得策かな。

走行風が当たれば快適を勘違いしてオープンに手を出す方も出てくるかもしれませんが、風が当たっても日差しによってチャラです・・・いや、日差しを遮らないと本当に危険です。スーパーセブンならレイジートップって素晴らしい商品があるので大丈夫なんですけどね(笑)

それでは、夏のドライブもどうかご安全に。
Jr

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