こだわりの街乗りバイクを組みました

2018年09月18日 14:52

数年前に「もう乗らないから」と古いロードバイクを譲り受けました。思い出話を聞いてみると、購入当時大事にしながらも、いろいろな所に連れて行った思い出が詰まった大事な自転車だってことが伝わってきました。以前同じようにもらってきた三連勝(ロードバイク)のようにレストアしてようと思ったのですが、普通にロードバイクとして組んでもあまり乗らないことがわかっていたので考えがまとまらず・・・フレームの状態で48HQに飾ってありました。

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その間も私のガレージには使わなくなった自転車部品が増えていきました。その都度処分はしていますが、それでも気がついたらそれなりに。それらを見ていて思いついたんです。手持ちのパーツを活用してフラッと街乗りできる自転車を組もうって。ロードバイク(長い距離を効率良く走る)、マウンテンバイク(山道を楽しむ)、シクロクロス(レース用)、タンデムバイク(2人乗り)と所有していますが、街乗り用途にはまだこれといったバイクがなかったんですよ。ラストピースを埋める1台を、冷蔵庫の残り物で料理をするように生み出そうって魂胆。

街乗りバイクって何?
一言で言っても街乗りバイクってなんぞや?って思われるかな。言うなればママチャリ(軽快車)ですね。だからと言ってカゴもなければ、スタンドもないし泥除けだって付いていませんが、ママチャリのように気軽に扱えるのが大事。

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80年代のロードフレームなので、現在とは規格に大きな違いがあります。簡単にポン付けとはいきませんが、コンバーターなどを使ったり、ちょっと工夫したりして部品を取り付けていきました。

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古いフレームの場合、リアエンドの幅の違いが問題になります。ホイールが余っていてもそのままでは取り付けられない場合がほとんど。ホイールハブを加工するか、フレームの幅を広げる作業が必要になりますが、今回はフレーム側を広げて対処しました。
また多段ギヤにするくらいの部品もあったのですが、今回はメンテナンスフリー化を目指してシングルギアにしています。変速が全くない自転車ってことですね。

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フロントのチェーンリングもアウター側を外してインナーのみに。ペダルはビンディングではなくフラットペダル。それ以外も手持ちのパーツを中心に組み付け。ワイヤーとかブレーキシューなんかは新品にしてあります。

Le Tour de Franceを制するために本気で作っていた時代のクロモリフレームを下駄にする。なんて贅沢でしょう。それでいて派手さはないので街乗りに大事なステルス機能も備わっていると思います。

わかる人にはわかる街乗りバイク。今度、さくらモーニングクルーズに乗っていきますね。

Jr

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