2019年05月24日 11:21
日本国内では自転車走行空間の拡充、駐輪場の整備、自転車を利活用した都市創造、サイクルツーリズムの推進、自転車を通じた国際交流、自転車の安全・安心、シェアサイクルの本格運用、自転車を取り入れたライフスタイルの導入などに拍車がかかっていくことは間違いありません。人力とIoT、AI・人工知能の融合によって創出される新たな走行シーンはさらに広がりを見せるでしょう。自転車新世紀の到来です。新たな時代を迎え、自転車を利活用したまちづくりは日本社会のニーズに沿った重要なテーマです。
「BICYCLE CITY EXPO 2019 〜自転車まちづくり博〜 in 東京ドームシティ・プリズムホール」は日本初の自転車まちづくり展として高評価を得た「BICYCLE CITY EXPO 2017」「BICYCLE CITY EXPO 2018」をさらにグレードアップさせた魅力いっぱいの展示・イベント、ビジネスショーです。
バイシクルシティエキスポ2019開催趣旨より抜粋
自転車スタンドやシェアサイクルのシステム、道路インフラに関わるものや、自転車をキーワードに魅力を伝える取り組みをしている自治体のブースなどが出展しています。もちろん自転車や用品の展示もあるのですが、高級スポーツバイクではなく、配達で使うカーゴバイクやシェアサイクル、そして電動アシスト自転車などが主役です。

折りたたみ式小径車に電動アシストユニットを追加。日本の軽快車で採用されているクランクにモーターが入っているタイプではなくフロントハブに仕掛けがあるタイプです。折りたたみ持ち上げて運ぶには重量があるので、折りたたんだ際に転がせるようにシートポスト付け根付近に車輪がついています。残念ながら日本の輪行ルールでは袋に全て収納しなければならず、自転車の一部が露出することは許されていないんですよね。このルールどうにかならないかな。

電動ユニットとシャフトドライブのタイプですね。チェーン駆動ではないのでメンテナンスの頻度が少なくてすみます。

太いタイヤを履かせたファットバイクってジャンルを電動アシストに。タイヤのエアーボリュームがあればサスペンションがなくても乗り心地がよく、小さな段差も気にせず走ることができます。その分走りは重たくなりますが、それを電動アシストでカバー。

アムステルダム生まれのVanMoofは一見普通の自転車ですが、スマートな電動アシストバイクです。

荷物を運ぶカーゴバイクも電動アシストのおかげで使用シーンを拡大していきそうですね。これはセブンイレブンで使うカーゴバイクです。企業のビルなどに入っているコンビニ向けに、車両が侵入できないところにも自転車で近くまで運び、そこから専用の台車を切り離してエレベーターに乗る用途だそうです。(写真には台車が写っていません)これ3輪ではなくて4輪なんですよ。

カーゴバイク界隈でここ数年注目しているSTROKE。発展性がいろいろ想像できて面白い。そして何よりも抜群にカッコイイ。カーゴ部分に専用ユニットを取り付けてスペシャルバイクを作りたいな。今なら愛犬との移動用かな。

そして注目はオートバイミラーや専用バッグでおなじみTANAXさんの新しい自転車用汎用ミラー。これについては改めてレポートしますね。
無料のイベントで誰でも入場できます。もし都合のつく方は東京ドームシティ・プリズムホールへ!
Jr

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