2019年07月03日 11:16

Photo by Sumpu Photo
1966年式のスポーツセダンがサイクルロードレースの最前線で仕事をする。目標はもちろんサポートする選手の勝利でそれを見届けることができました。結果的に古い車でもちゃんと整備がしてあればちゃんと走る。それを普段クラシックカーに触れる機会のない方々に見てもらえたことは大きな意味があったことでしょう。さくらモーニングクルーズの会場選びもそうですが、クラシックカー愛好家だけではなく(それも楽しいのは知っています)、やっぱり一般の人に見てもらい理解を広げるのが大切。その意味でクラシックカー耐久レースで走る4時間と比べても、今回の4時間は遜色ない出来事だったと思います。

Photo by Sumpu Photo
一方ドライバーである私の話。チームカーを走らせるには誰でもOKって訳ではなくライセンスが必要です。まずは国内で有効な運転免許証。今回、一般道は使っていませんが、基本的に普段は公道走行があるので当然ですね。それと自転車競技者の登録も必要です。私はシクロクロスレースに参加しているのでJCFライセンスを持っていましたからこれもクリア。あとは車両の登録がされていればOK。ちなみに車両の規定は特別規則として全高1.66以下とありました。なんだか中途半端な数字ですよね。スポンサーのスバル・レガシーアウトバックをギリギリ使える数値と見るのはうがった見方でしょうか。(他者の同クラスSUVは使えません)
レースタイムは距離から考えると4時間を超えることが確実で、その間集中力を切らさずに運転をしなければいけませんでした。終わってみればバケットシートと握りの太いステアリングに交換していったほうが楽でしたね。機関整備ばかり考えていて、そこまで頭が回りませんでした。実際のドライバー準備としては、細いプラスチック製純正ステアリング(もちろんノンアシスト)を正確に操作するためにドライビンググローブ(akaサイクリンググローブ)を装備し、滑りにくく、ソールが薄めのシューズ(akaスニーカー)を履きました。尿意に対応するために最後まで成人用オムツの装備まで考えたのですが、途中で止まって済ませられると聞いてやめましたけど。

この日の走行距離は埼玉から富士スピードウェイまでが140キロ、レースの距離も140キロなので140キロの旅を3回で約420キロ走りました。高速道路は80km/h巡航でしたし、レース中も出したところで70km/hくらい。気温も低くエンジン的には余裕がありました。その分、レースサポート中の変速回数は相当増えたと思います。おかげで左の肩甲骨周りの筋肉がかなり張っていました。実は私は長い時間車を運転する事が好きではありません。退屈で眠くなってしまいます。しかし、このレース中の4時間は相当集中していたのか、あっという間に過ぎてしまいました。
特に知り合いもなくシクロクロスをはじめて5年。そこでいろいろな繋がりができました。元々の趣味だったクルマやオートバイの話で盛り上がり、48PRODUCTやハウスインナー®の事を知ってもらい「それならこんな事一緒にできない?」とお誘いいただくことも増えてきました。今回のチャレンジでまた48PRODUCTの名前を多くの人に知ってもらえたと思います。これからも、面白いことには貪欲に関わっていければと思っています。

Photo by Eigo Shimojo
もちろん、できればハウスインナー®を絡めた企画だと嬉しいです!よろしくお願いします!
Jr

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