2019年07月04日 15:45
懐かしい逆さ積みの自転車ラック

初めて自動車に自転車を積んで出かけたのはこれ。私はまだ中学生でした。初代フォードトーラスに逆さ積みで自転車を積んでいます。このドロップハンドルのフラット部分とサドルで固定する逆さ積みはサイクルラックの構造はシンプルでガッチリ止まるので当時はポピュラーでした。
クーペに汎用トランク取り付けラック

しばらくは室内積みをしていたのですが、泥だらけになる自転車に乗るようになり外積みができるように画策。まずは一番手頃なトランクフードにベルトで取り付けるラックを導入しました。これを取り付けているとリアハッチが開かないのが不便でしたね。見た目よりしっかり固定できて自転車を運ぶ事を考えたら十分でした。

その汎用性を活かしてワゴンのリアハッチにも取り付けました。ベルトを締め過ぎるとパネルが歪んでしまう事を知りました(笑)
システムラックとタイヤホールド

自転車ラックの使用頻度も高くなり、レース会場ではトランクのアクセスに難があるのは非常に不便に感じていました。TTにはフィキシングポイントに取り付ける純正システムラックがあるのですが、すでに廃盤で見つけることができず、かっこ悪くて敬遠していた社外品車種別システムラックを取り付けました。

自転車ラックについては、前後タイヤを固定する方式のラックを採用。フレームを掴むタイプのラックは、薄いカーボンフレームのロードや、フルサスペンションのMTBなど取り付けに悩む、気を使うことがあります。しかし、タイヤを固定するタイプなら気にせずガッチリ固定ができます。(泥除けフェンダー付きやパンクしている場合はダメ)

自転車と車が同じ進行方向になるようにルーフに積む。やっぱりこのスタイルが一番カッコイイ気がします。ルーフの高いクルマの場合、積み下ろしが大変だし(脚立が必要)横風の影響もあるし、全高が高くなることで立体駐車場に入れない&ぶつけるリスクがありますけどね。

ルーフレールがあったり、雨どいのあるクルマだと、システムラックも使い回せるから便利ですよね。現代のクルマは車種専用フット部品が必要なので困っちゃいますが。
ヒッチメンバーとヒッチキャリア

ヒッチメンバーを取り付けたくてクルマを買い換えました。見た目の良さではルーフに積むほうに軍配が上がりますが、利便性では圧倒的にヒッチキャリア。まずキャリア自体がボルト1本で外れるので、自転車を載せない時は素の状態にできる。これによりゲート型洗車機に入れられます。冬季融雪剤が大量に撒いてある地方へ行った帰り、ガレージでラックを外してすぐに洗車機に入れるなんてことができちゃいます。

自転車をルーフまで持ち上げる必要がないので積み込みが楽です。自転車から泥や油が落ちてもクルマを汚すことがありません。ルーフに比べて横風の影響も受けないので走行安定性も高く、立体駐車場にも入れられます。ネガは導入コストが高い事と、取り付けるクルマによっては全長が伸びることにより駐車場を選ぶことでしょうか。
システムラックとフレームホールド

全日本選手権チームカーで使ったのはフレーム(ダウンチューブ)とタイヤをベルトで固定するタイプ。見た目がシンプルでスッキリしているので一番カッコイイかな。個人的にはタイヤホールドの方が安心ですが、だからと言ってこのタイプが危険なわけではありません。世界的にこちらが主流です。
ざっと私の6ホイールライフ遍歴を振り返りつつ、各システムの簡単なレビューをしました。クルマに自転車を積めるようになると、グンッと世界が広がります。ぜひ、あなたのスタイルを探してみて下さい。
賢者が教える「遊べるクルマ」の楽しみ方としてSUVをどのように使っているか話をさせてもらいました。私の場合は、もちろん6ホイールライフがテーマ。自転車趣味を万全の体制で楽しむために1ページを割いて頂き、語っております。
Jr

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