The Act Of Killing

2019年08月21日 16:07

公開が決まった時から気になっていたアクト・オブ・キリングを夏休み中にやっと観ました。どんな映画かって言うとWIREDの記事「虐殺の「再現」。その奥底で監督が見たもの:映画『アクト・オブ・キリング』」に目を通していただけるとご理解いただけるとかと。題材はインドネシアで起きた100万人規模とも言われている大虐殺。この映画のすごいところは単純なドキュメンタリーではなく、虐殺の加害者本人に当時の状況を映画にしてもらうカタチでストーリーは進みところ。武勇伝を楽しそうに語り、この映画で英雄伝を後世に残そうと協力する中で、次第に彼らが自分のやってきたことに向き合うのですが・・・。気になる方はAmazonプライム対象になっているのでお早めに。

1973 Volkswagen Safari
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プレマンと呼ばれる(語源は「フリーマン」自由人)ギャング達が街をクルージングするシーン。黄色のVWサファリのバンパーにはフォグランプを直接溶接したのかな?そのステーの防錆処理が甘かったのか、錆びているのが印象的。これは再現シーンではなく彼らの現在の日常を追ったシーンなのですが、なぜわざわざこのクルマなんだろう。警察の車としてブーレイ顔の三菱・ランサーなんかが登場するし、街を流しているクルマも現代的なモノ。これが彼らの美的センスなのかな。

クルマ的には、青年団の偉い人が乗るJeep(CJ-7)くらいしか見所はありません。

最近、煽り運転などの話題もありますよね。言葉の通じない人、価値観が全く合わない人達ってのが世の中にはいて、「話せば分かる」なんてのは、老眼の話だけで(離せばですけど)幻想なんですよね。これは数々の映画で教えてもらった大切な感覚かもしれないな。

Jr

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