問題噴出

2019年08月27日 11:33

東京五輪を1年後に控え、暑さや交通渋滞、東京湾の汚染の話など、すでに何年も前から言われていたことですが、ここにきてやっと問題として表に出てきた感じ。暑さ対策にはアサガオを植えるとか、もう日本的としか言いようがない対策!?も出てきて、招致プレゼンではもっとハイテクを使ったワクワクする仕掛けや、旧来の施設を使ったお金のかからない五輪になると少しは期待していたのにね・・・。

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東京五輪開催期間中、競技開催時間は首都高速の料金が1000円プラスされることになりました。なるべく公共交通機関を使って欲しいって事ですが、その対策が有料道路の値上げって面白くないですね。

自転車の活用
自転車に優しいとはとても言えなかったロンドンが五輪開催を契機に生まれ変わった事例を「オリンピック開催を契機とした自転車の活用」(総合調査「2020 年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた諸課題」)として発表しているのですが、実際にこれは参考にされているのでしょうか?

都内に一応自転車レーンみたいなスペースはできつつありますが、会場まで自転車で行って駐輪スペースはあるのでしょうか?検索しても自動車の駐車場予約社会実験みたいな話はありますが、自転車については出てきませんね。

参考:ロンドン市サイクルスーパーハイウェイ東西線:「自転車レーン」の撤去と市民のための「自転車道」

東京にもサイクルスーパーハイウェイ東西線(CSEW)みたいな自転車専用道路ができたら、いろいろな問題が解決するだろうに。

その結果として、ロンドン市民にもたらされたのが(自転車レーンを利用する幸せそうな市民の姿を写真で紹介)子供も母親も高齢者も、ヘルメットも要らず手をつないで、誰もが安全で安心して快適に利用できる真の「自転車走行空間」。

 市民にもたらされた、という表現は正しくない。これは行政が用意した「欠陥自転車レーン」の杜撰さに市民が怒り、大規模デモを起こしてまで政策転換を引き起こし、市民が勝ち取った走行空間と呼べるもの。


ロンドン市サイクルスーパーハイウェイ東西線:「自転車レーン」の撤去と市民のための「自転車道」より



行政がやってくれるだろうと口を開けて待ってるだけではロンドンでも難しかったわけですね。考えさせられるなぁ。

Jr

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