古いクルマが過ごしてきた時間

2019年09月06日 08:00

「これ以上の6ホイールライフある!?」でレポートしたダッツンの6ホイールライフの話。

Photo by Kei Tsuji
Photo by Kei Tsuji

2020年東京五輪選考を兼ねた全日本選手権で前回1964年東京五輪時代のスポーツセダンを選手のサポートカーとして走らせました。このダッツンは1966年式ですが、このモデル自体は1963年にデビューしています。前回五輪の時は最新モデルとして東京の街を走っていた事でしょう。

その頃の雰囲気が想像できる1枚の写真を自転車仲間が送ってくれました。

古い自転車広告
ブルーバードと初代マツダ・ボンゴですかね

自転車雑誌に掲載された東叡社広告のようです。ブルーバードとボンゴかな。たくさんの自転車をルーフに積んで広告の撮影にでも行ったのでしょうか。湖畔の道路が未舗装なのもいいですね。道路が舗装整備されてドライブインなんかもできていくんでしょうね。

グレードなんかは違うと思いますが、この古びた広告で使われているクルマと同じモデルがおおよそ50年の時を経て走って雨の中4時間以上の仕事をしたわけです。調べてみると今回の舞台となった富士スピードウェイは1966年1月にオープンしたらしく(Wikipedia)、ブルーバードと同い年。こんなところにも運命を感じます。

私の所に来るまで、何人のオーナーがいたのでしょうか。廃車せずに引き継いでくれた事で、こんな素晴らしい舞台に立つことができました。モデルチェンジするたびにどんどんクルマの基本性能が上がっていき、高度経済成長や1年車検をくぐり抜けてよく生き残ってくれた。それぞれのオーナーの元で、様々なシーンに立ち会ってきたんだろうと思うと・・・なんかクルマ視点で映画ができそうですね。

Jr

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