BLUE RUIN

2019年09月12日 08:00

いきなり登場するのはボロいクルマと薄汚れたホームレス。しかし、日本語タイトルは「ブルーリベンジ」と付けられているので、「48時間」や「イコライザー」みたいないわゆるナメてた相手が実は殺人マシンでしたモノかと期待していると、それは良い意味で裏切られます。ある事件で人生を諦めた普通の男が大事なものを守るために決意し行動する物語でした。その点でブルーリベンジはあえてのミスリードなのかな。BLUE RUINが青い破滅だとしたら納得できます。

1990 Pontiac Bonneville LE
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ポンティアックの上級セダンボンネビル・・・ですが、見ての通りかなりくたびれています。ホームレス生活をする主人公の寝ぐらとして余生を過ごすのかと思いきや、ある機会を伺って眠っていただけでした。ガソリンを入れて、外してあったバッテリーを取り付けて、クルマと物語が動きだします。この錆び付いた青いボディーは、それでも消えない青い炎を表現しているのか。

1988 Mercury Grand Marquis Stretched Limousine Armbruster
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復習する相手。家族でこのリムジンに乗っています。「今でも地元でリムジンにのり大きな顔をしている」なんて言われていました。

1986 Dodge Ram
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高校時代の話が分かる友人が乗っているピックアップ。このクルマも劇中ではかなりヤレたブルーでした。「このクルマを最初に乗り出したのは、お前(主人公)の捜索願いビラを配った時だ」なんて言ってましたね。お母さんより「日本から帰ってきて・・・」なんて話も出てきたな。

派手な映画ではないけど、良い映画でした。楽しいとか爽快って感じじゃなく、良い映画でした。何も知らず予備知識なしに見たのですが、調べてみたら映画祭で賞を取っていたり、評論家筋からも評判の映画。Amazonプライム会員なら無料で見られますよ。

Jr

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