合わせ技で一本

2020年05月27日 10:59

朝の散歩ですれ違った自転車トレーラー。いわゆるリアカーを取り付けた電動アシスト自転車です。おばあちゃんが鍬(クワ)を載せて走っていきました。写真撮りたかったなぁーと思っていたら市民農園でばったり。軽トラックでは停める場所もないし、路上駐車は気が引ける。この自転車なら畑のすぐ脇まで入れますからね。最高の相棒なんだろうな。

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緊急事態宣言が解除されて東京も日常が戻りつつあります。ただ全てこれまでの日常に戻るべきなのかは判断が難しい。通勤している人にとっては満員電車は本当に勘弁して欲しいところ。テレワークはできる人が限られているし、オフピーク通勤にも限度があります。これだけでは一局集中した東京の通勤ラッシュを緩和するのは無理。

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ココは自転車通勤の推奨でしょう。フランスやイギリス、ギリシャなど中心部の自動車乗り入れを規制して、物理的に車道と分離した自転車道を急遽整備。自転車レーンの整備はもちろん、歩行者スペースや大きなパブリックスペースも確保するなどコロナ後の新しい日常を創造している様子。

私が暮らすブリュッセルのほか、ロンドン、ミラノなどでは市街地の一般車道を自転車専用道に転換する計画が進む。主な目的は公共交通の利用客を減らして市中の感染リスクを下げることだが、同時に自家用車の交通量も減らして大気汚染物質とCO2の排出低減につなげる「一石二鳥」を狙ったコロナ後のまちづくり計画だ。
コロナ後の欧州 経済も「脱炭素」も 「緑の復興」高まる機運=八田浩輔(ブリュッセル支局)



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こんな自転車走行帯は格好の一時停車スペースになるのでいまいち

日本では自転車通勤禁止をしている会社も多いようですが、しっかりと自転車レーンが整備されるなどして安全性が担保されれば、満員電車対策にもなるし一石二鳥どころか排出ガスのことも考えると鳥が何羽になるのか。ウーバーイーツの需要が増えて違反や事故が増えていますが、これに対しても良い対策になるんじゃないかな。電動キックボードなどの新しい手段に対しても柔軟に対応すれば・・・といろいろな事が考えられます。

Tokyo Vero Taxi

何か大きなアクシデントがないとドラスティックな変化を期待できない雰囲気。喉元過ぎる前により良い方向に進めるようにできることから変えていきましょう。まず個人の意識から。

Jr

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