2020年06月03日 11:19
1980年5月に起きた韓国現代史上最大の悲劇・光州事件の真実を全世界に伝えたドイツ人記者ユルゲン・ヒンツペーターと、彼を乗せたタクシー運転手キム・サボを基にした物語。実在した2人が肌で感じた、“あの日”をコミカルかつシリアスに描く。
80年代を再現したソウルと光州にたくさんの古い車が走っています。どれも親近感が湧くフォルムのクルマばかり。当時の韓国にはどんなクルマが走っていたのか気になりました。
1973−1982 KIA Brisa

主人公の運転する個人タクシーは起亜ブランド初の乗用車「ブリザ」。劇中では60万キロも走っているポンコツ車扱いですが、主人公にとってとても思い入れのあるクルマで、外装に関してはとてもきれい。
このフォルムを見てどこかで見たことあるな・・・と思った人も多いでしょう。それはこのブリザがマツダ・ファミリアのノックダウン車だから。

マツダ・ファミリア
日本もアメリカやヨーロッパ車の自動車をノックダウン生産しながら実力をつけましたが、この時代は日本車のノックダウン生産を通じて韓国や中国の自動車メーカーが産声を上げたわけですね。
1975-1985 HYUNDAI PONY
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光州のタクシー運転手が乗っていたのがこのポニー。韓国初の固有乗用車ですが、エンジン、シャーシは三菱のランサー(初代)でデザインはジウジアーロです。モダンでなかなかカッコイイデザインですよね。
メイキング映像でも、このクルマたちに付いて撮影方法なども交えて解説しているので是非ご覧下さい。気に入ったら本編もね。
Jr

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