EVで大雪立ち往生したら?

2020年12月18日 15:09

昨日も触れましたが、大雪による高速道路通行止めで、もう40時間以上も車内に閉じ込められる事態になっています。今朝のニュースであと68台と聞き安堵していたのですが、何かの手違いでいまだに1000台以上の車が取り残されているとか。ガソリンを節約するためにこまめにエンジンを停止していると聞きましたが・・・EVはこんな時どうなるんだろう?

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私もデイリーカーとしてPHEVに乗っていますが、難しいと感じるのは暖房。近所ならエンジンを始動させずとも電気モーターだけで完結できますが、その際エンジン冷却水を利用したヒーターは使えません。シートヒーターで腰やお尻を温められますが、それではやはり足りません。AC100Vのセラミックファンヒーターなんかを足元に転がしておくなんて技を使っている人がいるくらいです。

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完全EVの場合、今販売しているリーフにはヒートポンプ式のヒーターが装備されているそうですが、当初は電気ヒーターしかなく、走行バッテリーにかなり影響が出てしまったそうです。スマホのバッテリーなどでも体感している通りバッテリーは寒い時に力が落ちるし、立ち往生してエネルギーが切れてしまった場合、ガソリン給油に比べて充電は時間がかかります。

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近所で乗る分にはEVも現実的になって来ましたが、まだまだ遠出するのはEVなりに気を遣うところがありますよね。それでも政府は2030年までに“純ガソリン車”100%禁止する方向で議論をはじめたそう。“純ガソリン車”と書いている通りハイブリッド車は含まれませんが、一体どうなるんでしょう。楽しみではありますが・・・

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ガソリン車廃止の目的が環境問題だとしたら、EV車の生産、まだ乗れるガソリン車の廃棄でどれくらいのCO2が出るのかなども考えているのか。そして、そのうちまだ乗れる車が廃棄されていくような政策をとるんでしょう。日本の経済を支えて来た自動車産業に敬意を。その国産クラシックカーを個人で保存しているオーナーへ何か考えて欲しいですね。

参考:電動化=EV化にあらず、メディアに異例の注文-自工会の豊田会長

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