デッドストックがリボーンする

2021年01月23日 09:00

新型コロナ感染拡大を受けて世界的に売り上げが伸びているスポーツサイクル。もう何年も前から健康や環境を考慮してこの流れが始まっていましたが、改めて生活習慣を見直し密を避けて移動ができる自転車を選択した人も多いのかもしれません。新型コロナ感染で工場が稼働できなくなったり、流通がスムーズに行えなかったことで品薄になっているのも要因みたいです。

私の妻は以前から自転車通勤をしています。使っている折りたたみ自転車は購入から13年くらい。2年ほど前に大規模なメンテナンスをしましたが、全体的に古びた雰囲気なのかは隠しきれません。そもそも折りたたむ必要のない使い方で折りたたみって重いし、稼働部分が多くてガタも出てくるしデメリットしかないんですよね。更新したいとの希望がありましたが、それなら過去に乗っていたロードバイクを通勤エクスプレスに仕立て直すことを提案。

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過去には一緒にサイクルイベントで130km走ったりもしていましたが、今では部品を剥がされてフレームだけの状態でガレージの天井にぶら下がっています。改めてフレームを確認するとロードバイクと言ってもエントリーモデルなだけあって、ダボ穴(フェンダーなどを取り付けられるネジ穴)が設定されているしなんとかなりそう。

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イメージは冷蔵庫の残り物で作る炒飯。ガレージのデッドストック部品を使って自転車を蘇らせます。リクエストのあった泥除け、カゴ、スタンドなんかは普段使わない部品なので購入。タイヤも古いし通勤で使うには細いので交換します。

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この後タイヤを交換しました

夜な夜なガレージで汎用部品を工夫しながら組み付けること3日くらい。ドロップハンドルからフラットバーハンドルに交換。リクエストのあったフルフェンダーと前かご、キックスタンドを取り付け。通勤距離が短く、日頃のメンテナンス頻度を軽減するために変速機は使わずにシングルギアに。クランクには3枚のチェーンリングが付いていますが、とりあえず一番小さいギアにかけてあり、平地と坂道を走ってもらって最適なギヤ比を見つけます。

世の中には「ときめかなければ捨てろ!」なんて乱暴なご意見もあるようですが、その瞬間ときめかなくても、いつか輝く時が訪れるんですよ。デッドストックとなっていた部品がパズルのピースのようにハマってまた働く場所を与えていく作業は楽しいです。これぞリ・サイクル。この興奮を求めすぎるとゴミ屋敷みたいになりそうですが(苦笑)

こんな状況ですから、遊ぶのが忙しくてガレージや家で後回しになっているコトを楽しみながら潰していきましょう。

Jr

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