2021年03月15日 15:14
「シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇」が公開してとんでもない興業収入を記録しているそうですね。ある世代にとっては当たり前に見ている作品だと思うのですが、私の場合表現方法としてそもそもアニメーションが好みではなく触れてきませんでした。例えばガンダムであれば劇場版に副題はあっても「I」「II」「III」と番号がついているのでどこから見ればいいのかわかりますが、エヴァンゲリオンの場合は番号はないし、「エヴァンゲリオン」と「ヱヴァンゲリヲン」は内容は同じなのか、テレビ版のリメイクが映画なのか、テレビ版の後の物語が・・・とかそれを調べるのも面倒でね(苦笑)いわゆる「NOT FOR ME」と距離を置いていましたが、これだけ社会的に影響が大きいなら何かあるのかも?と配信で見ることにしました。
ALPINE RENAULT A310

劇中序盤に特務機関NERV(ネルフ)の葛城ミサトが主人公を迎えに来るシーンで活躍します。カーチェイスシーンもたくさんありました。ローンが残っている愛車であると語られていますが調べてみるとローンとは購入ではなくレストア費用でガソリンエンジンから電気モーターにモデファイしてあるそうです。

マツダ コスモスポーツ

「サーキットの狼」にヨーロッパみたいに赤いレーシングストライプが印象的なコスモスポーツは特務機関NERV(ネルフ)の官用車。この車のチョイスは「帰ってきたウルトラマン」のオマージュのようです。

私たちが馴染みあるなんでもない日本の風景(標識とか電線とか)とディストピア的SF設定が見事に同居する世界観がたまらないですね。ハリウッド映画を見て育った私がアメリカ旅行でなんでもない風景に心が躍ったように、エヴァンゲリオンを見て日本の現実的な風景に憧れを抱くこともあるんだろうな。漫画もアニメもそうですが、細かいニュアンスを感じることができる自分達の言語で作られた世界的に評価の高い作品を見ないのはもったいないですよね。今まで見ていた作品もエヴァンゲリオンに影響を受けていることに気がつくなど、面白い体験ができました。

知らないことや見たことがないことを変に自慢する前に、コロナ禍でできてしまった余暇を使って世界に影響を与えたポップカルチャーを体験してみるのもありですね。
Jr

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