TANAX スマートライドモニター AIO-5 Liteを体験してきました

2023年09月25日 13:49

先週、浅草雷門近くにあるモーターサイクルカフェ「ORTIGA」で開催されたオートバイ用スマートライドモニター「AIO-5 Lite」の発表会へお邪魔しました。AIO-5 LiteはCHIGEE社の製品で日本向けローカライズをタナックスが行なっています。

TANAX スマートライドモニター AIO-5 Liteメーカーサイト

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スマートライドモニターとは?
まずメイン機能は手持ちのスマホとワイヤレスで接続してナビなどのアプリを使え(Apple CarPlayやAndroid Auto対応)ます。これによりスマホの便利な機能を我慢せずに、スマホは安全な場所に収納しておけるので、不意の落下、オートバイの振動や雨などから守ることができます。前後カメラ付属によりドライブレコーダーとしても使え、その映像を利用した死角検知システムも標準装備。豊富なオプションも用意されタイヤ空気圧監視機能なども追加できるそうです。

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本体を見ているとなんの変哲もないスマホのように見えるのですが、並べられた分解済みの製品を見ればオートバイのことをよく知る方が設計されたのは一目瞭然。チタンシャーシに専用設計された基盤には防震を意識した工夫が随所に。ボディ上部にはホットキーが設定されているのでライド中でも快適に操作できそうです。

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ボディ背面には、CHIGEEと印刷されていますが国内向け製品にはTANAXのロゴになります

タフなボディにフローティングされたラバーマウント。これなら振動の多いシングルやツインのオートバイでも問題なく使えそうです。CHIGEEは母体がかなりしっかりとした大きな会社で、オートバイ好きの方が立ち上げたそうです。実際に楽しんでいるオートバイ好きかデザインするだけあって、今後の展開も非常に楽しみですね。

技適マーク付き
似たような製品が通販サイトなどに溢れていますが、それらは全て国内の法律に違反した製品。電波法令で定めている技術基準に適合している製品はありません。AIO-5 Liteがオートバイ用初の技適マーク付き製品になる予定です。技適マークをクリアする方法として、DFSを採用しており気象衛星などのレーダーを感知した場合は電波を60秒間停止しスキャン、許可された他のチャンネルに移動するそうです。この辺が実用上どんな問題になるのか実際に使ってみての感想は聞いてみたいですね。

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これは私が撮影した2008年の写真。自分のTRX850にサンヨーのミニゴリラをマウントした時のもの。当時フラッシュメモリー式の小型GPSナビは画期的で、これならオートバイにも使えるかも!?とDIYでマウントを作って利用していました。これは技適マーク付きですが、遮蔽された自動車内での利用を考えた製品なのでオートバイでの利用は違反となるようです。マウントネジも細いビス1本で振動にはかなり弱い作り。雨のときは使えないし、音声は聞こえないし画面はよく見えない・・・課題はたくさんありました。
15年を経て、様々な環境が整い、やっと本当に使えるオートバイ用のナビ(スマートライドモニター)が誕生したってことですね。ドライブレコーダーは今や必須の装備ですし、取り付け設置も簡単。これは最初にしてある意味現在の到達点にある製品なのではないでしょうか。

オートバイからしばらく離れている間に、この世界は随分と変わったようですね。私のXS650SPLが車検取得できたら実際に使ってみたいと思っています。

TANAX スマートライドモニター AIO-5 Liteメーカーサイト

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