2011年09月29日 08:30
映画の舞台は、ハイウェイができたお陰で誰も立ち寄らなくなった田舎の街。

Photo by mrchriscornwell
主人公はちょっと自信過剰なレース界のスーパールキーなのですが、ひょんなことからこの田舎町に迷い込んで、個性豊かな登場人物(車!?)と触れ合い、そこで反目しながらも本当に大切な物を見つける・・・みたいな話です。
映画は好きですがアニメ作品はほとんど観ない私。「クルマに顔があるなんて・・・」と感情移入できるか心配でしたが最後にはしっかり感動いたしました。それに、監督・脚本のジョン・ラセターってホントにクルマが好きなんだなぁーと嬉しくなります。観てない方は是非!

Photo by Tsinou
先日アップしたオートバイの話の続きですが、ヤマハが国内専用250cc以上の二輪開発中止したと伝えられました。まだ、具体的にどのようになるかは分からないのですが、そこで考えたのが、国内専用モデルってそもそも必要なのか?って所です。
アメリカ用のオートバイ
一番わかりやすいのがアメリカだと思いました。まーーーーーっすぐなアスファルト。路面状況はあまり整備されてなくてでこぼこ。そこを1日に500キロ以上移動すると思ったらどんなオートバイを選びますか?
まずは、直進安定性が高いのは絶対条件。荒れた路面や吹きさらしの道路には車重もそれなりにあった方がいいでしょう。カウリングを装備して、ガソリンもたくさん入った方がいいですよね?

Photo by the glove
それならバイク屋に行って「ハーレーダビッドソンのFLHシリーズを1台くれ」って言いましょう。ホンダのゴールドウィングでもいいでしょう。

Photo by paulcampbellphotography
でも、これを東京で「ちょっとコンビニへ・・・」って使わないでしょ?いや、やせ我慢して「好きだから乗る!」ってスタンスはもちろんクールですが、それはユーザーの自由であって、メーカーの都合でそれを強要されてはたまりません。ローカライズだけじゃ限度があるはずです。

Photo by James FL USA
グローバルモデルって聞くとなんだかそっちの方が先進的で良く聞こえるのですが、その土地や文化・習慣だからこそ生まれ、進化する事だってありますよね?ケータイでもガラパゴスなんて自虐的に言われてますけど・・・。
なんだか寂しい話ばかりの二輪業界。そんなムードの中でのニュースだったので私自身がちょっと悲観的に受け止めているだけならいいんですけどね。

Photo by Nicolas_Goulet
なんかこうスカッとするニュース欲しいですね。この写真みたいに!
Jr

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