2011年12月14日 08:00

1980年代初頭の英国の話。まだまだ失業問題やフォークランド紛争等様々な問題を抱え出口の見えない若者達の鬱憤がナショナルフロントなどの新右翼運動に傾倒していく様が描かれています。時代のうねりや流れの中で、自分は誰なのか?どこから来たのか?どうしたいのか?流されたのか?動いたのか?若者の葛藤が描かれます。
個人的には熱心に音楽を通して英国カルチャーを追っていた1970年代後半のパンクムーブメント以降の話で非常に興味深く大事な映画となりました。好きな人にはスキンヘッズファッションと音楽がカッコ良過ぎてそれだけでも見る価値ありますよ。次の日はドクターマーチンブーツを履いてお出掛けしました(笑)
で、この映画に登場する車なのですが・・・
1977 Toyota Crown 2600 Super Saloon

スキンズの一味が足として使っていたのがこのクラウンでした。クラウンってものすごく日本人向けに作られたドメスティックな車だと思い込んでいたのでちょっと驚き。確かにもっと古いタイプならアメリカでも見かけるし、当たり前なんでしょうけどね。クジラ以降のクラウンは年式的にクラシックカーフェスで出会えないので新鮮です。
ここでついでに海外で走るクラウンを探してみました。おぉーっ!結構ありますね。

Photo by Glomerus
横に長い海外のリヤナンバーを取り付けるフレームが付いてます。やや強引であります。

Photo by Glomerus
こっちはもっと強引でした・・・(笑)

Photo by XBXG
こっちはテールランプ脇のガーニッシュがなくなって、自然に納まっていますね。正規と並行の差とかがあるのかな?

Photo by winsider
キャンピングトレーラーを引っ張るトラクターになちゃったりして。世界中でがんばってるんだな。

子供の頃に家に合ったクラウン。3台に渡って乗り継ぎ、しばらくしてワゴンがやってきて、自分でもつい数ヶ月前までセダンに乗っていました。ピックアップが設定されていた2代目とい3代目以外は特に思い入れはないと感じていたのですが、深い所に刻み込まれている何かがあるのかもしれませんね。
Jr

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